練習コース紹介
天城越え(R414)
(静岡県河津町~)
河津から中伊豆方面を
結ぶ東伊豆を代表
する峠道!
コース難易度:中級
コースタイプ:峠
距離(スタート地点まで):148㎞
コース全長:10㎞
アクセス:かなり悪い
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:広め 中盤:広め 後半:広め
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:普通
信号:ほぼなし
人気:高い
メジャー度:7/10
マニアック度:3/10
補給P:コース上に自販機&店あり
見所:河津桜、ループ橋、旧天城トンネル、浄蓮の滝など
・静岡県河津町から中伊豆・湯ヶ方面を繋ぐヒルクライムコース(標高710m)。スタート時にある「河津桜」や前半~中盤にかけて登場する「ループ橋」、頂上に位置する「伊豆の踊子」が有名の「旧天城トンネル」や下った先にある「浄蓮の滝」など名所や見所Pが多く、サイクリストから走り屋まで幅広い人気を誇る峠道。
・コース全長は約10㎞と伊豆半島のヒルクライムコースの中では長めで、その分他コースに比べると序盤から中盤にかけての平均勾配はかなりなだらかとなっている。
後半、10%を超える勾配が断続的に表れるが、難所と呼べる区間はここのみで、コースレイアウト全体を見ても特にインパクトに残る箇所は無いが、中間点に位置する「ループ橋」は他にはほとんど見られない、かなり特徴的な構造をしており、これが本コース最大の目玉となっている。
・スタート地点である「河津駅」付近までは横浜・サガミサイクルから147㎞とブルベライダーくらいしかまず日帰りでトライしようと思わないほどの長距離となっているが、駅自体は横浜から1本、時間にして2時間ちょいで行けるので輪行であれば簡単に日帰りアタック可能である。
・伊豆半島の山間に位置しているものの、序盤~前半区間には沢山の店(コンビニも)や自販機など。中盤にレストハウス、峠を越え下った先に道の駅があるなど補給Pは充実している。
道幅は国道なのでやや広め。路面状態や交通量は至って「普通」であった。景観は海からかなり離れる為、ほとんど山しかみえないが、見通しは全体的に良い。
練習コース紹介
東伊豆(R135熱海~河津)
(静岡県熱海市~河津町)
伊豆半島を熱海から河津まで
海沿いを南下する、ロングライド
の定番コース!
コース難易度:中級
コースタイプ:ロングライド(平坦&アップダウン)
距離(スタート地点まで)75㎞
コース全長:69㎞
アクセス:微妙
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:かなり多い
信号:普通
人気:高い
メジャー度:7/10
マニアック度:1/10
補給P:コース上に自販機&店あり(多い)
見所:熱海港、熱海城、マリンタウン伊東、富戸港、城ケ崎海岸、大室山、稲取港、河津桜など
・静岡県熱海市から河津町までの海沿いを南下する「R135」をメインとする平坦&アップダウンコース。
ロングライドの定番コースとして有名で、景観も良く見所&補給Pも多いが、観光地を数多く通過する為、交通量も多くなっている。信号はそれほど多くは無く、どちらかというと少なめ。
・海沿いのコースだが、その高低差は同系コースである「三浦半島」の比ではない。登りは小刻みなものから、1㎞以上のものまでかなりあり、特に「伊豆高原」と「熱川」辺りが最もハードであるが、熱海・網代エリアや伊東・宇佐美の区間など「湘南」のような平坦区間もあり、バランスのとれたコースレイアウトとなっている。
・熱海までのアクセスは、輪行を使う場合は横浜駅から1本のみ・時間も1時間あまりで行けるなど時間的にもコスパ的にもかなり良いが、自走でもR134→R1→と海沿い1本のみで3時間ほどで到着可能と、悪くはない。時間と走力次第ではAll自走で十分走破可能である。
・コースからは数多くの他コース(アップダウンやヒルクライムコースなど)が起点しており、様々なコースバリエーションをとることが出来る。中伊豆や反対側の西伊豆まで足を延ばすことも可能だが、日帰りライドではなかり酷。
区間区間によってコースの特徴が変化するので、時間や走力によって折り返し地点を決めやすい。
練習コース紹介
2016アジア&全日本選手権ロードコース
(東京都大島町)
2016年のアジア&全日本王者
を決めた大島の周回コース!
コース難易度:入門
コースタイプ:周回(登坂&平坦)
距離(スタート地点まで)?㎞
コース全長:1周約11㎞
アクセス:悪い
移動手段:フェリー⇔自走
楽しさ:最高
景色:とても良い
道幅:前半:普通 中盤:普通 後半:広め
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:良好
交通量:かなり少ない
信号:かなり少ない
人気:低め
メジャー度:3/10
マニアック度:7/10
補給P:コース上に自販機&店あり
見所:元町港、大島牧場、サンセットパームラインなど
・東京都・伊豆大島で開催された2016年「アジア&全日本選手権ロードレース大会」
の周回コース。元町港をスタートし、「三原山登山道路」や海沿いの絶景ロード「サンセットパームライン」などを使用した長い登坂1本と海沿いの長い平坦路のみで構成された、かなり極端なコースレイアウトである。
・元町港をスタートし、すぐに始まる登りはその後、合流する「三原山登山道路」と合わせて2.5㎞以上と、周回コースに入る登りとしては破格の長さを誇る。
その後もう登りはなく、下ったのち、大島空港周辺の平坦路と、TTで使用される海沿いの絶景路「サンセットパームライン」を経て再び元町港へと戻る、1周約11㎞。
かなり極端なレイアウトというだけでなく、島特有の強い海風もこれに加わり、実際のレースでもかなり内容が荒れた。
・登りは長くタフだが、コースの半分以上は平坦が占める為、「平地もある程度速いクライマータイプの選手が有利」という見方が強い。そして逆に「登りもある程度速いルーラータイプの選手」がアジア大会では勝っており、両者の思惑がぶつかり合うレース展開が繰り広げられる。
・島内を一周する「大島一周路」はほとんど通らず、全くの別コースだといえる。ヒルクライムコースなども含めると全5コース存在することになり、伊豆諸島系のコースのなかでは最もバリエーションが多く見所Pも多い。
練習コース紹介
御神火スカイライン
(東京都大島町)
All絶景の激坂ヒルクライム
コース!
コース難易度:上級
コースタイプ:山岳
距離(スタート地点まで)?㎞
コース全長:5.8㎞
アクセス:悪い
移動手段:フェリー⇔自走
楽しさ:最高
景色:最高
道幅:前半:広め 中盤:広め 後半:広め
路面:前半:良好 中盤:良好 後半:良好
交通量:最高に少ない
信号:なし
人気:まあまあ
メジャー度:5/10
マニアック度:5/10
補給P:ゴール地点に自販機&店あり
見所:三原山
・数々の国際レースの舞台として有名な東京都・伊豆大島の中央に聳える「三原山」への3つある登山ルートの中でも最高の強度を誇るヒルクライムコース。
距離は5.8㎞と短いが、最大勾配18%の激坂を有するハードコースであり、ヒルクライムレースも開催されるなど知名度もそれなりに高い。
・きついだけでなく景観も「最高レベル」であり、ほぼコースの全区間から相模灘の大絶景を臨むことが出来、伊豆半島下田方面から神奈川県箱根&湘南エリアまでかなり広範囲に渡って見ることが出来る。
・ハード系ヒルクライムコースとしては珍しく、路面状態は非常に良く、道幅も広め、交通量も最高レベルに少なく、大変走り易い。
アクセスも「元町港」のほぼ目の前に登坂口があるなどとても良く、スタート&ゴール地点にはちゃんと補給Pもあるなどかなり充実している。
レイアウトも長い直線あり、ヘアピンの連続ありと多彩。
・伊豆大島行のフェリーの本数が少なすぎるのと移動コストが高いのが難点。日帰りで行けるには行けるが労力と財布に大ダメージを食らう。
一度行ってしまえば、このコース以外にも「島一周コース」や「アジア&全日本ロードコース」などがあり一生の思い出になる位楽しめる。
練習コース紹介
国士峠
(静岡県伊豆市~)
中伊豆方面と東伊豆・
伊東方面を結ぶこじん
まりとした峠。
コース難易度:初級
コースタイプ:峠
距離(スタート地点まで):?㎞
コース全長:14.8㎞(内登坂距離5.2㎞)
アクセス:かなり悪い
移動手段:自走
楽しさ:まあまあ
景色:まあまあ
道幅:前半:普通 中盤:狭い 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:微妙 後半:普通
交通量:最高に少ない
信号:なし
人気:普通
メジャー度:4/10
マニアック度:7/10
補給P:前半の自販機のみ
見所:特に見当たらず
・静岡県伊豆市と東伊豆・伊東市側とを結ぶ峠道(標高500m)。伊豆の数あるヒルクライムコースの中ではマイナーで、知らないサイクリストの方が恐らく多いが、中伊豆方面から東伊豆へのアクセスルートとしてロングライド時に重宝される。
・登坂距離、平均勾配は初級レベルだが、中盤区間は林道並みに道幅が狭くなるのが特徴。だが路面はそこまで酷くなく、プラス交通量が非常に少ない為走り易い。
周囲は森林に囲まれ、景観はそんなに良くはない。補給Pは最初に自販機が一台あるのみ。見所Pも特になく、平凡なコースレイアウトな為、アクセスルート以外で利用するサイクリストはほとんどいない。
・東伊豆側からの方が登坂距離や勾配がきつい。こちらからだと店などの補給もそれなりにあるが、やはりアクセスは最悪に悪いのは変わらない。
終点のT字路からは、修善寺方面と伊東方面(冷川峠)に分かれ、ライドの発展性は高い。
・自転車よりも、バイカーや走り屋の方に知名度があるようで、動画などはそれなりにネット上にされており、マニアックなコース(酷道)という認識をされている模様。
勿論、自転車で走破する場合は全く走りにくいということは無い。
練習コース紹介
九十九里ビーチライン(県道30号線)
(千葉県大綱白里町~一宮町)
外房を代表する、日本一長い
浜をゆく平坦コース!
コース難易度:入門
コースタイプ:平坦
距離(スタート地点まで)107㎞
コース全長:22.7㎞
アクセス:かなり悪い
移動手段:自走
楽しさ:まあまあ
景色:まあまあ
道幅:前半:普通 中盤:広め 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:良好 後半:普通
交通量:少ない
信号:少ない
人気:まあまあ
メジャー度:5/10
マニアック度:3/10
補給P:コース上に自販機&店あり
見所:一宮海岸など
・房総半島の太平洋側(外房)にある日本一の長さを誇る浜・「九十九里浜」に沿って進むととんど起伏の無い平坦コース(県道30号線)
途中までは自転車通行不可の自動車道「九十九里横断自動車道」が通っており、こちらはオーシャンビューが名物となっているが、本コースの方から太平洋を見渡せる場所は意外にも限られている。
・コース全長は20㎞余であるが、九十九里浜沿いの平坦路自体は銚子方面から続いており、
勝浦方面まで足した総距離は100㎞にも及び、国内トップクラスの長さである。
ひたすら同じ方向にのみ移動し続けるコースである為、「荒川」などと同様、向かい風であれば死ぬ。
・道幅や路面状況は特に問題ない。区間によってはサイクリングロードが整備されているが、完成度は低く、速度の速いロードレーサーなどの走行には不向き。
コース上には自販機や店はそれなりにあり、補給には困ることはない。特に一宮町周辺は「サーフィンの聖地」として全国的に知られており、(2020東京五輪サーフィンの会場となった。)全区間中でも最も店などが集中している。
・ここより起点するコースはかなりの数に及び、信号もそれなりにある為、ノンストップで進める距離はそこまで長くはない。(区間にもよるが)
R134湘南と同じ扱いで良いと思われるが、ここを起点とし、すぐにアップダウンが始まるようなコースも多数ある為、そのようなコースとの組み合わせでかなりライドの幅が広がることだろう。
練習コース紹介
大綱街道
(千葉県千葉市~大綱白里町)
千葉市内から外房まで
を結ぶ最短アップダウン
&平坦ルート!
コース難易度:入門
コースタイプ:アップダウン&平坦
距離(スタート地点まで)74㎞
コース全長:35㎞
アクセス:悪い
移動手段:自走
楽しさ:まあまあ
景色:まあまあ
道幅:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:多い
信号:普通
人気:まあまあ
メジャー度:4/10
マニアック度:5/10
補給P:コース上に自販機&店あり
見所:九十九里浜など
・千葉市内から太平洋側の大綱白里町を結ぶ、緩めのアップダウンと、田園地帯をゆく平坦路の複合コースで、千葉市街から外房へのルートは多くあるが、恐らくこれが最短ルートとなっている。
・数々の主要道路や、太平洋沿いを南下する「九十九里ビーチライン」へ向かう車が多く、交通量は多く、信号もそれなりにあるが、店などといった補給Pはかなり豊富。
道幅に余裕がない区間も多く見られ、走行には注意が必要である。
・アクセスは横浜市内(サガミサイクル方面)からだと70㎞以上あり(中原街道経由)湯河原まで行くのと同じ距離があるが、都心を抜けていくため、交通量は非常に高い。
中原街道→蔵前通り→千葉みち(R14)→R357と大変交通量の多いルートを行くが、意外と危険箇所は見当たらず。国内有数の交通量を誇る千葉市内も車線の多さや自転車専用道が設けられているなど以外にも走り易かった。
・全区間を通して走り易い区間とそうでない区間がハッキリしており、路面状態は至って普通。前半は緩く距離も短い登りが断続的に続くが、どちらかというと平坦の割合が多い。
外房線・大綱駅を通ぎてからの後半区間はほぼオールフラットなレイアウトとなっており、全体的に見ても、タイプ的にはほぼ平坦に近い。
交通量は基本「普通」と言ったところだが、ほとんど車が途切れることなく続いてくるため、ヒトによってはストレスに感じるかもしれない。
練習コース紹介
西伊豆スカイライン
(静岡県中伊豆市)
南関東一と称される
スカイラインの王!
コース難易度:入門
コースタイプ:アップダウン
距離(スタート地点まで):?㎞
コース全長:11.4㎞
アクセス:かなり悪い
移動手段:輪行→自走
楽しさ:かなり楽しい
景色:最高
道幅:前半:広め 中盤:広い 後半:広め
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:最高に少ない
信号:なし
人気:まあまあ
メジャー度:6/10
マニアック度:4/10
補給P:なし
見所:
・静岡県中伊豆市・戸田峠から舩原峠にかけて山間部を跨ぐ尾根道(アップダウンコース)
で、周囲に高い山が無い為、ほぼ360°大パノラマの超絶景をコース上のどこからでも楽しめるという「最強の絶景コース」。
南関東一と称され、高い知名度をもつが、そのアクセスの悪さからサイクリストからの認知度はそこまで高くはない印象。
・戸田峠からのスタート後、すぐに1㎞以上の登りがあるものの、強度は低く、その後の区間は全体的に登りは短めで勾配もきつくなく、初心者でも制覇可能とコースのハードルはかなり低いが、ここまで行くのがまず大変である。
・補給pはここはおろか、この先の「西天城高原道路」終点後に至るまで補給pは完ぺきなまでに無く、ハンガーノックには細心の注意を払わなくてはならない。
海側(西伊豆側)に降りてしまえば自販機や店などの補給Pはいくらでもあるが、今度は戻ってくる(登って来る)のが大変である。
・路面は比較的綺麗だが、道自体古く、ガタがきている箇所も少なくないが道幅は広め。それ以上に交通量がとにかく少ないので、本当に走り易くサーキットの様である。
あまりにも景色が素晴らしいので、つい見入ってしまい、走りが疎かになってしまうサイクリストが続出するコースである。
練習コース紹介
戸田峠
(静岡県中伊豆市~戸田村)
中伊豆(修善寺)と西伊豆
を結ぶヒルクライムコース!
コース難易度:中級
コースタイプ:峠
距離(スタート地点まで):?㎞
コース全長:9.7㎞
アクセス:悪い
移動手段:輪行
楽しさ:まあまあ
景色:とても良い
道幅:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:少ない
信号:ほとんどなし
人気:まあまあ
メジャー度:5/10
マニアック度:4/10
補給P:後半区間の休憩所以外なし
見所:達磨山展望台など
・静岡県中伊豆市・修善寺と西伊豆・戸田村を結ぶ峠道。逆ルートである海側(西伊豆・戸田村側)は超級激坂として広く知られるが、本ルート(中伊豆スタート)は、ヒルクライムとしては比較的スタンダードなレイアウトで登り易くなっている。
・前半区間はほとんど景色は見えないが、中&後半区間からはコース上から駿河湾の絶景を拝むことが出来る。特に名所「達磨山展望台」から見る景色は全コース中でもトップクラスの景観を誇る。(過去に景観日本一に選ばれたこともあるほど)
・ゴール(戸田峠)地点からは本コースを更に上回る超絶景コースである「西伊豆スカイライン」が起点しており、ダブルで楽しむことが出来る。
海側(駿河湾)に下った先にある西伊豆エリアの景観も含め、とにかくこの辺りは絶景が連発する。
・アクセスはもし自走で行こうというのであれば最悪レベルで悪いが、輪行を使うのであれば横浜⇔修善寺1本で行ける為、コストパフォーマンスも含めてそこまで悪くはない。(2時間で到着可)
修善寺→戸田峠→西伊豆スカイライン→西天城高原道路→舩原峠と絶景コースばかりをぐるり一周することも可能(50㎞ほど)で決して行って損はないエリアである。
練習コース紹介
外野勝山線(~大山千枚田)
(千葉県鋸南町~鴨川市)
内房&外房の里山を
存分に堪能できる
おススメコース!
コース難易度:初級
コースタイプ:アップダウン&山岳
距離(スタート地点まで):?㎞
コース全長:28.5㎞
アクセス:微妙
移動手段:自走⇔フェリー⇔自走
楽しさ:楽しい
景色:まあまあ
道幅:前半:広め 中盤:普通 後半:狭い
路面:前半:良好 中盤:普通 後半:悪い
交通量:かなり少ない
信号:ほぼなし
人気:まあまあ
メジャー度:5/10
マニアック度:4/10
補給P:コース上に自販機あり(かなり少ない)
見所:大山千枚田など
・千葉県鋸南町と太平洋側の鴨川市を結ぶアップダウンコース。房総半島内陸部を横断するルートはいくつもあるが、その中でも玄関口・金谷港から長侠街道に次ぐ近さにあり、半分を並走している。
千葉県を代表する名所「大山千枚田」から最高標高地点「愛宕山」まで続くヒルクライムルートもあり、距離以上の充実度を誇る。
・前半区間は道幅は広く路面も綺麗で、交通量の少なさもあってサーキット並みの走り易さであるが、中間点に近づくと現れる12%勾配の登り辺りからは徐々に狭くなり、名所「大山千枚田」から愛宕山にかけては林道のように狭く悪路になるなど、段々とコースの状態が悪くなっていくコースであるが、その登坂強度は高く走り応えは十分にある。
・長侠街道や県道88号線、R410など同じく内陸部を横断するルートと比べても、「田舎度」が高く、最も房総の里山風景を味わえるアップダウンコースであるが、その分補給pはかなり限られており、前半区間に自販機が一つある以外は店なども含め、全く見当たらないので、そこは注意しなければならない。
・交通量が非常に少なく、ポタリングからレースライドまで幅広く対応できるコースであり、前半の緩めのアップダウンから12%以上の急坂、タイトコーナーが連続する中間点にかけて。4㎞近くもの登りが待ち受ける終盤区間など、かなり中身が濃い。
コースのすぐ近くには長侠街道やもみじロード、白石峠もあり、他コースとの組み合わせはかなり容易であるのもP高い。
練習コース紹介
富士スバルライン
(山梨県富士吉田市)
「富士ヒル」でお馴染み
の総延長30㎞近くの
超ロングヒルクライム
コース!
コース難易度:上級
コースタイプ:山岳
距離(スタート地点まで):105㎞
コース全長:27.5㎞
アクセス:かなり悪い
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:広め 中盤:広め 後半:広め
路面:前半:良好 中盤:良好 後半:良好
交通量:かなり少ない
信号:なし
人気:最高ランク
メジャー度:10/10
マニアック度:1/10
補給P:起点、料金所、4合目、ゴール地点にあり。
見所:富士吉田口5合目など
・山梨県富士吉田市を走るR319を起点とし、富士山5合目(富士山吉田口登山道入口)に至る総延長30㎞近く・標高差1400m近くの超スケールコース。
計4つある富士山のヒルクライムコースの中では最も平均勾配が緩く、初心者向けと言われているが、登坂距離は最も長い。
・日本最大のヒルクライムレース「富士ヒル」こと「富士山ヒルクライム」のコースとして最高ランクの知名度をもつ。
登坂タイムのみならず、各区間ごとのタイムや、スピード&ギヤ比、練習方法や食事に至るまでネット上に細かく掲載され、大会が近くなると全国各地からクライマー達が試走に訪れる。
・コースが起点するのは「富士急ハイランド」の目の前であるR319「スバルライン入口」からだが、レースで使用されるのは、そこから4㎞近く上った「料金所」からである。そこから先は通行料(自転車¥200)がかかる。
車では都心から2時間もかからずに行けるが、自走で行くとなると距離100㎞以上、獲得標高2000m以上と、もう着く頃にはヘロヘロである。
・これだけ長いのに全区間の平均勾配がかなり安定しており、(6~7%ほど)極端に急なのはないが、前、中、後にそれぞれ少しだけ勾配が増すような箇所がある。決してロードレースで勝負所になるような強度の坂ではなく、「一定の負荷」に長時間耐え続けるような走りとなる。
道幅は広めで路面状態も良い。(長いので悪いところもあり)周囲は木々に覆われており、標高を上げても景観を臨めるような場所はかなり限られる。
とにかく頂上まで長いので補給切れになることもあるが、中盤(1~3合目)区間以外は自販機があるなど充実している。
練習コース紹介
房総スカイライン
(千葉県鴨川市~君津市)
東京湾側から鴨川までの
最短ルートとなる
山間道路!
コース難易度:初級
コースタイプ:アップダウン
距離(スタート地点まで):77㎞
コース全長:22.5㎞
アクセス:かなり悪い
移動手段:自走⇔フェリー⇔自走
楽しさ:まあまあ
景色:まあまあ
道幅:前半:普通 中盤:広め 後半:普通
路面:前半:良好 中盤:良好 後半:普通
交通量:少ない
信号:なし
人気:まあまあ
メジャー度:5/10
マニアック度:5/10
補給P:コース上に自販機&店あり
見所:道の駅ふれあいパーク君津など
・千葉県鴨川市と君津市を結ぶ山間道路で、東京湾アクアラインを使って房総半島に来た際、東京湾側から太平洋側へと向かう最短ルートとなっている。
元は有料道路であったが、現在は無料で通行出来るようになっており、その名の通り内陸部の山間を走るアップダウンコースが通っている。
・どちらからスタートしても前半に2㎞の長めの登り(強度は低め)、緩めのアップダウンの中盤。少し強度の上がった後半区間で構成されており、最も長い登りが最初にくるという点などを含めて、神奈川県のアップダウンコースのエース的存在「やまゆりライン」に少し似ている。
・アクセスは房総半島を横断していかないと辿り着けず、かなり悪い。内房⇔外房のロングライド時に使用するのが理想的だと思われる。
補給Pはスタート&ゴール地点に。中間点に「道の駅ふれあいパークきみつ」があるなどそれなりに充実している。
路面状態や道幅は平均点と言ったところ。交通量は木更津方面に抜ける車がいる為、そこまで少ないというわけではない。
・低山が多い千葉市内において「スカイライン」と名の付くただ一つのコースであるが、景観はそれほどではなく。思っていたほどの感動は無い。
アップダウンコースとしての強度もR410や清澄養老ラインに比べると劣り、スカイラインと名は付いているものの、若干パワー不足が否めない印象である。
練習コース紹介
道坂峠
(山梨県都留市~道志村)
都留と道志みちを結ぶ
正統派タイプのヒルクラ
イムコース!
コース難易度:中級
コースタイプ:峠
距離(スタート地点まで):85㎞
コース全長:14.5㎞(内登坂距離10.7㎞)
アクセス:かなり悪い
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:まあまあ
道幅:前半:広め 中盤:広め 後半:普通
路面:前半:良好 中盤:良好 後半:良好
交通量:かなり少ない
信号:ほぼなし
人気:まあまあ
メジャー度:4/10
マニアック度:5/10
補給P:前半区間にのみコンビニや自販機あり。
見所:特に見当たらず
・山梨県都留市と人気アップダウンコース「道志みち」を繋ぐヒルクライムコース。
ひたすらに直線が続く前半区間と、典型的なワインディングロードが続く後半区間に極端に分けられるが、コースにクセが無く、正統派のヒルクライムコースといったレイアウトである。
・逆側の道志みちから登った場合、アクセスは良くなるが(道志みちから直接行ける為)登坂距離は4㎞ほどで、勾配もきつい箇所はほとんどなく強度は低めとなる。
本コース(都留側)側からだと登坂距離は10㎞ほどと倍以上に長くなり、全体の強度も大幅に増すが、アクセスはどこから行こうと遠くかなり悪い。
・見晴らしの良い場所は少なく景観はあまり良くない。見所Pも特に見当たらない。
補給Pは都留側・序盤区間にコンビニや自販機がある以外は一切ないが、「道志みちの駅」が道志みち側スタート地点から比較的近くにある。
そこそこボリュームもあるコースレイアウトをもっているが、どこか寂しい道である。
知名度も道志みちの影に隠れているのか今一つ。
*都留側へ抜けるルートが他に一切ない為に生活道路としての重要度はかなり高いが、、。
・鹿野山(佐貫ルート)と同じくまえおきがかなり長い。前半戦を長い直線区間が全てを占め、ここだけで6㎞近くはある。丁度コースの中間点からは典型的なワイディングロードが始まり、勾配も最大10%近くの坂が出てくるなどなかなかの本格派。
頂上(峠)はトンネル(道坂トンネル・1120m)となっており、道志みち側への下りは直線区間はほとんどなく、急カーブが大半を占め、距離は短い。
道幅は広めで路面も良い。
練習コース紹介
裏ヤビツ
(神奈川県清川村~秦野市)
大人気の秘境コース!
コース難易度:初級
コースタイプ:峠
距離(スタート地点まで):40.2㎞
コース全長:22.7㎞
アクセス:まあまあ
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:普通
道幅:前半:普通 中盤:狭い 後半:狭め
路面:前半:普通 中盤:微妙 後半:普通
交通量:かなり少ない
信号:なし
人気:高い
メジャー度:7/10
マニアック度:7/10
補給P:後半にある店と湧き水のみ。
見所:ヤビツ峠
・その名の通り日本最大級のメジャーヒルクライムコース「ヤビツ峠」の裏側ルート。
表に比べると道幅の狭い区間や悪路が目立ち、補給Pも後半区間まで一切ないなどかなりレイアウトやコースの雰囲気が異なるが、アクセスの良さや難易度の低さなどといった人気要因が多く、近場では人気№1の秘境系コースとなっている。
・アクセスルートは基本的に宮ケ瀬から入るルート1つのみであるが、過去には土山峠の前半区間から向かう「唐澤林道ルート」が存在した(現在は封鎖されている。)
横浜市内からR246や厚木街道などで1時間半ほどで到着可能で、近場の秘境系コースでは「日向渓谷(伊勢原)」や「半原越(愛川町)」と並び好アクセスであるが、コース全長が20㎞以上と長く、このコースボリュームの高さが、人気が高い最大の理由となっている。
・かつてはその道幅の狭さや夏場のキャンプ客によるすれ違い渋滞などで、ペーパードライバーを震え上がらせた本コースであるが、2019年大型台風の道路崩落後はかなりコースが改善されている。
それでもかなり道幅が狭い区間や強引なブラインドコーナーは今だ健在であり、ドライバーからは恐怖の対象として見られながらも、酷道好きサイクリストからは今だ人気の衰えない人気コースであり続けている。
・比較的道幅に余裕があり、登坂というよりかは宮ケ瀬湖周囲のようなレイアウトの前半区間。一気に道幅が狭くなり、激しいブラインドコーナーの連続など本領を発揮し出す中盤区間。
だらだらと登って来たところからヤビツ峠に向けて本格的に登り始める後半区間で構成される。
途中、補給pは後半区間のレストハウス?と湧き水しかなく、補給切れには注意したい。
いつも路面が濡れているので洗車後に行ってはならないコースである。
練習コース紹介
もみじロード
(千葉県富津市)
内房エリアの名物
アップダウンコース!
コース難易度:入門
コースタイプ:アップダウン
距離(スタート地点まで):58㎞
コース全長:12.5㎞
アクセス:まあまあ
移動手段:自走⇔フェリー⇔自走
楽しさ:楽しい
景色:まあまあ
道幅:前半:普通 中盤:広め 後半:普通
路面:前半:良好 中盤:良好 後半:良好
交通量:かなり少ない
信号:なし
人気:まあまあ
メジャー度:5/10
マニアック度:4/10
補給P:コース上に自販機&湧き水あり。
見所:?
・千葉県富津市にある全長12㎞余のアップダウンコース。その名の通り、紅葉シーズンには満開の紅葉が見られることで知られ、遠征から多くのドライバーやバイカーが訪れる絶景ロードとして知られている。
サイクリストからの知名度はイマイチだが、綺麗な路面に広めの道幅。非常に少ない交通量&適度なアップダウンで、内房ではトップクラスに充実したアップダウンコースである。
・アクセスには東京湾フェリーが必要であるが、金谷港からの距離は約10㎞ほどと、房総ライドの中ではかなり近い。周囲にもヒルクライムコース「鹿野山」やアクセスルートである「内房渚ライン」や外房(鴨川市)までの最短ルートである「長侠街道」があるなど、他練習コースがかなり充実している。
・シーズン中以外の景観は、内房独特の田舎道が味わえるのだが、基本的にあまり良くはなく、コース上に目を引くようなものもこれといって現れない。コース後半に湧き水や自販機、トイレ付きの休憩所がある位である。
・コース中、最も下りの割合が多い前半区間。道幅の広さや路面の綺麗さが最も優れた中盤区間と、登り基調な後半区間で構成される。
逆走(君津市側から)の方が登りが多くなりきついようである。信号はない。
練習コース紹介
鹿野山(佐貫ルート)
(千葉県富津市~君津市)
千葉県で最も有名な
ヒルクライムのスタン
ダードルート!
コース難易度:初級
コースタイプ:山岳
距離(スタート地点まで):60㎞
コース全長:8㎞
アクセス:悪い
移動手段:自走⇔フェリー⇔自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:普通 中盤:広い 後半:狭め
路面:前半:普通 中盤:良い 後半:普通
交通量:とても少ない
信号:二つのみ
人気:高い
メジャー度:7/10
マニアック度:3/10
補給P:スタート&ゴール地点に自販機のみ。
見所:マザー牧場
・「日本で最も起伏が少ない県」である千葉県の数少ないヒルクライムスポット「鹿野山」において最も「ベーシック」といわれるルート。
クセの強い計5つのルートの中では最も勾配が安定しており、距離は長くなるものの初心者ローディに向いている。
・計5つものルートをもつヒルクライムコースというのは他にあまり見られず、東京や神奈川県からのアクセスしやすい(車やフェリーを使えば)点などもあって「千葉県版ヤビツ」とも呼ばれる。
周囲にも、海沿いの「内房渚ライン(R128)」やあらゆるジャンルに高い知名度を誇るアップダウンコース「もみじロード」などがあり、他コースとの組み合わせも容易に出来る。
・アクセスは神奈川県からは東京湾フェリー、東京都からはアクアラインなどがあるが、金と時間があればともかく、普通はそこまで気軽に行ける場所でもない微妙な場所にある。
磯子や金沢区の海岸線から容易にその山頂を眺めることが出来、目と鼻の先にあるようで少しハードルが高いような低いような、、、。(東京湾のせいで、、。)
・ただの勾配が安定した「初心者でも登り易い山」ではなく、古びた内房の街中を進んでいく序盤~前半、レース強度OKな中盤、道幅は狭くなるが林道のような後半~展望抜群のラスト。とちゃんと変化に富んでいるのもポイント高い。
また「東京湾を一望できるヒルクライムコース」というのはかなり限られているので、登り切った時の特別感はかなり高いだろう。
補給はスタート地点の内房線・佐貫町駅周辺と最後のマザー牧場以外はないのでその点は注意が必要。
練習コース紹介
夜練80㎞コース
(神奈川県横浜市~鎌倉市~横浜市)
横浜市をほぼ半周する
夜間練習コース!
コース難易度:初級
コースタイプ:平坦&峠
距離(スタート地点まで):0㎞
コース全長:80㎞
アクセス:最高
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:多め
信号:少なめ
人気:まあまあ
メジャー度:4/10
マニアック度:3/10
補給P:コース上に自販機&店あり。
見所:江の島、鶴岡八幡宮、八景島、みなとみらいなど
・サガミサイクルをスタートし、環状4号線→境川→R134→朝比奈峠→シーサイドライン→産業道路と有名所の練習コースを幾つも跨ぎ、みなとみらい地区を通って再びサガミサイクルへと戻る一周80㎞の夜間練習専用コース。
一周の距離が長いが、登りはほぼ朝比奈峠と金沢自然公園前の坂のみであり、ほぼ平坦なレイアウトとなっている。
・街灯の多い環状4号線とシーサイドラインはともかく、境川やR134はかなり暗く、最低でも800ルーメン以上のフロントライト装備が好ましい。走行時間も多い為、サブサイトも出来ればあった方が良い。
・何といっても朝比奈峠の夜間走行が怖いが、それなりに交通費もある為ビビる必要はない。
道幅に余裕がある環状4号線やシーサイド&産業道路も走行に問題はないが、R134鎌倉方面は道幅が狭く、夜間でも交通量は多めな為、ここが最も注意が必要な区間といえる。
補給Pはコース上に沢山あり問題ナシ。江の島や鎌倉、八景島&みなとみらいなどといった見所pもかなり豊富で夜練コースとしてはかなり贅沢である。
ショートカットルートも数多く存在し、予定を30分以上早く切り上げることも可能。
練習コース紹介
愛宕山
(千葉県鴨川市)
予約しないと辿り着けない
千葉県の最高峰!
コース難易度:初級
コースタイプ:山岳
距離(スタート地点まで):84㎞
コース全長:4.2㎞
アクセス:かなり悪い
移動手段:自走⇔フェリー⇔自走
楽しさ:まあまあ
景色:まあまあ
道幅:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:良好 中盤:良好 後半:良好
交通量:かなり少ない
信号:なし
人気:まあまあ
メジャー度:3/10
マニアック度:7/10
補給P:なし
見所:特に見当たらず
・千葉県の最高標高(421m)であり、山頂にかけては「航空自衛隊愛宕山基地」があり、後半区間に関しては基地の許可が無ければ立ち入ることは出来ない。
立ち入るのには事前予約が必要であり、普通に登るだけで「かなりめんどくさいヒルクライムコース」だと言える。
・坂以外これといって何もないコースだが、周囲には名所「大山千枚田」や千葉県が誇るスーパーロングアップダウンコース「R410」などがあり、練習コースの宝庫となっている。
ただアクセスは玄関口・金谷港から内陸に向かい、2時間近くかかるなどかなり悪い部類に入る。
・補給Pはコース上はおろか周囲にも一切見当たらないので要注意。(スタート地点近くにある酪農の里にあるかも?)
一応千葉県で最も標高が高い場所であるが、それを示すものも無ければ、コース上に何があるわけでもなく、かなり地味である。
・航空自衛隊の基地関係者の通行が主ということもあるのか、路面状態は良好。平均的なレベルの勾配が続いていく見通しのあまり良くないカーブと直線で構成され、ほぼ平坦に近くなるほど勾配が落ち着く場所が2か所あり、コース難易度は低め。
練習コース紹介
ツール・ド箱根
(神奈川県箱根町)
芦ノ湖を中心に
箱根を一周する。
コース難易度:上級
コースタイプ:ロングライド
距離(スタート地点まで):58.1㎞
コース全長:1周63㎞
アクセス:良い
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:普通 中盤:狭め 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:微妙 後半:普通
交通量:多め
信号:少ない
人気:普通
メジャー度:4/10
マニアック度:4/10
補給P:コース沿いに自販機&店あり。
見所:湯本、宮ノ下、強羅、元箱根(芦ノ湖)、箱根園、仙石原
・ヒルクライマーに大人気の走りスポット神奈川県箱根町を、玄関口である湯本を出発し、駅伝コースで有名な国道1号線最高地点までヒルクライム。そこから芦ノ湖湖畔沿いに進むアップダウンコースを経て名所「仙石原」へ。高級温泉地として広く知られるな「強羅」までの最後のヒルクライムをこなし、再び下って湯本へと戻るロングロイドコース。
・距離は63㎞ほどであるが、獲得標高は1500mを越え、平坦は一つすらないというハードな道のりである。
箱根駅伝で高い知名度を誇る「箱根で最もベーシックなコース」1号線を最高地点845mまでヒルクライムから芦ノ湖湖畔沿いの激しいアップダウン。仙石原から強羅にかけての最大勾配18%近くの激坂区間、最後のスリル満点の湯本駅までのダウンヒル区間など様々な要素が凝縮されている。
・国内トップクラスの観光地である、箱根ならではの名所溢れる大変魅力ある道のりであるが、それ故に交通量も多く、前半の駅伝コースや中盤の芦ノ湖湖畔沿いの区間はバスや車の数に苦しめられることも多い。
道幅や路面状況も決して万全ではなく、補給Pもほぼ全区間に存在しているといって良いが、コースレイアウト以外は不満が残ることがあるかもしれない。
・今回紹介ルート以外にも様々なバリエーションが多数存在し、様々な組み合わせが楽しめるエリアである。
アクセスもサガミサイクルを中心に横浜エリアからはR134→R1と多少時間はかかるものの簡単に到着可能。
練習コース紹介
伊東川奈八幡野線~大室山
(静岡県伊東市)
伊東・川奈&富戸を抜け
伊豆高原・大室山を
目指す海と山のコース!
コース難易度:初級
コースタイプ:アップダウン&山岳
距離(スタート地点まで):100㎞
コース全長:18.2㎞
アクセス:かなり悪い
移動手段:輪行
楽しさ:かなり楽しい
景色:かなり良い
道幅:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:少ない
信号:かなり少ない
人気:普通
メジャー度:3/10
マニアック度:5/10
補給P:コース上に自販機&店あり。
見所:城ケ崎海岸、大室山など
・R135と並行して静岡県伊東市・川奈~富戸~城ケ崎海岸と海沿いのアップダウンを通る「伊東川奈八幡野線」を抜け、今度は伊豆高原・大室山を目指し、一気に標高差300m近くをヒルクライムする、海と山を同時に制覇する複合コース。
・景観の良さや見所Pの多さなどかなり充実しており、コース上の補給Pもかなり豪華なものが目立つ。山側を平行して通るR135がこの区間微妙なので伊豆半島ロングライド時には断然こちらがおススメである。
・アクセスは相模サイクルからスタート地点であるJR伊東駅までぴったり100㎞と通常トレーニング時としてはあまりに遠すぎるが、日帰り長距離ロングライドでは決して無理な距離ではない。(本紹介コースを制覇して帰ると往復240㎞ほどである)
・信号や交通量も少なく、ガシガシ踏みたい方からまったりサイクリングしたい方まで全て対応可なコースであるが、城ケ崎海岸から伊豆高原・大室山までのヒルクライムは距離は短いものの勾配がきつく、ここだけはまったりというわけにはいかなくなる。
練習コース紹介
十国スカイライン(県道20号線)
(静岡県函南町~神奈川県箱根町)
県内でただ一つの
「スカイライン」。
コース難易度:入門
コースタイプ:アップダウン
距離(スタート地点まで):87㎞
コース全長:11.5㎞
アクセス:かなり悪い
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:微妙
交通量:少ない
信号:ほぼなし
人気:まあまあ
メジャー度:6/10
マニアック度:5/10
補給P:コース上に自販機&店あり。
見所:十国峠など
・静岡県函南町の熱海峠と神奈川県箱根町を結ぶ尾根道(スカイライン)。
山の上&天空を通る道=スカイライン。であるが近隣では非常に数が少なく、神奈川県内では
ここだけである。
名前の由来ともなっている「十国峠」からは駿河湾や西伊豆、沼津や三島の展望を望めるが、コース上から見える区間はかなり限られている。
・箱根エリアと熱海市側(静岡県)を最短で結ぶルートであり、往路&復路ともに利用するサイクリストは多い。
バイカーや走り屋の定番スポットでもあり、コース上からは湯河原とを結ぶ「湯河原パークウェイ」も起点するが、こちらは自転車での通行は出来ない。
・それなりに勾配がある(かなり景色が開けている為そうは見えない)登りと下りの複合コースとなっており、各登りの長さは「短くも長くもない」といったところ。
道幅や路面状況は至って「普通」だが、後半区間のみ若干悪くなる。
十国峠レストハウスや湯河原峠付近にそれなりに整った補給Pがある。他にコース上には見当たらないが全長がそこまで長くないので問題はないと思われる。
・アクセスは神奈川県側だと箱根峠を、静岡県側だと熱海峠を越えて行かなければならず、ここまでの距離も考えると、かなり悪い。
十国峠からの景観は良いが、他の区間ではほとんど見えず、静岡県側(熱海峠)からスタートしていく場合、序盤にして目玉を使い切った感がかなり強い。
練習コース紹介
足柄峠
(神奈川県南足柄市~静岡県小山町)
足柄エリアを代表する
県内屈指のハード系
ヒルクライム!
コース難易度:上級
コースタイプ:峠
距離(スタート地点まで):64.5㎞
コース全長:7.2㎞
アクセス:微妙
移動手段:自走
楽しさ:まあまあ
景色:普通
道幅:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:良い 後半:普通
交通量:かなり少ない
信号:一つのみ
人気:高い
メジャー度:7/10
マニアック度:3/10
補給P:スタート&ゴール地点にのみ自販機あり。
見所:足柄関所跡、足柄万葉公園など
・神奈川県南足柄市と静岡県小山町を結ぶヒルクライムコース。(県道78号線)距離は長くはない方だが、常に10%を上回る勾配と激しい急カーブが連続する県内屈指のレイアウトをもつ峠道であり、ロード練習コースとしてだけでなく、バイクライダーや走り屋からも熱い支持を得ているコースである。
・コースレイアウトは直線状に登り、途中に箱根エリアとを結ぶ新道「はこね金太郎ライン」が起点する前半区間と、本コースの真骨頂である激しく曲がりくねった急勾配が続いていく後半区間に分類される。
後半の激しいくねくね区間はセンターライン付の2車線あり、このタイプの道としては道幅は広めとなっており、路面状況も綺麗である。これは他コースにはあまり見られず、本コースの人気が高い要因となっている。
・景観は正直微妙である。微かに遠くに南足柄市の街並みがぼんやりと見える位でしかない。反対側(静岡県小山町側)は景観は良く、御殿場や小山町の街並みをはっきりと見ることが出来る。「誓いの丘」なる見所Pもあるが、補給Pはスタート&ゴール地点以外では見当たらない。
・計4つのルートをもつが、内2つは通行止めとなっていたりと不安定な状態である。
逆側(小山町側)からゴルフ場「東名富士CC」を抜けて行くルートはとんでもない激坂となっており、コース難易度としては今回紹介ルートを上回る。
練習コース紹介
青梅街道~名栗渓谷
(東京都青梅市~埼玉県飯能市)
青梅街道から埼玉で
人気の名栗渓谷へ!
コース難易度:初級
コースタイプ:アップダウン
距離(スタート地点まで):68.4㎞
コース全長:32.6㎞
アクセス:悪い
移動手段:自走
楽しさ:まあまあ
景色:まあまあ
道幅:前半:普通 中盤:普通 後半:広め
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:少ない
信号:かなり少ない
人気:高い
メジャー度:7/10
マニアック度:4/10
補給P:コース沿いに自販機&店あり。
見所:鳥居観音など
練習コース紹介
椿ライン(県道75号線)
(神奈川県湯河原町)
神奈川県を代表する
ロングヒルクライム
コース!
コース難易度:中級
コースタイプ:峠?山岳?
距離(スタート地点まで):65㎞
コース全長:19.5㎞
アクセス:微妙
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:かなり少ない
人気:高い
メジャー度:7/10
マニアック度:2/10
補給P:序盤区間&ゴール付近にのみあり。
見所:大観山展望台など
・神奈川県を代表するロングタイプ(全長20㎞近く)のヒルクライムコース。海抜0mの湯河原海水浴場付近から標高千m以上の大観山まで駆け上がる大スケールを誇る。正式名称(県道75号湯河原箱根仙石原線)
ロード(自転車)の練習コースだけでなく、バイクツーリングや走り屋の定番コースなど幅広い人気を誇る。
・温泉街を抜ける前半区間は直線メイン。中盤&後半は比較的見通しの良いカーブが連続する区間で構成され、終盤には↑相模湾を見渡せるPもあるが、全体的に森に覆われじっくりと景色を眺められるPは少なめ。
その代わりゴール地点である大観山(標高1010m)からは芦ノ湖を中心に箱根の大パノラマを見ることが出来、この景色は県内最高峰である。
・R1→R135と海沿い1本のみで到着可能と行き方自体は簡単だが、神奈川県の最も外れに位置しているので最低でも2~3時間は掛かるとみておいた方が良い。旧R135から向かった場合はアップダウンもある。
・コースの全長が大変長いロングタイプのヒルクライムコースなので、同様に長い「富士スバルライン」を舞台に行われる国内人気№1のヒルクライムレース「Mr富士ヒルクライム(通称富士ヒル)」の練習で利用するサイクリストが多い。登坂タイムも細かくネット上に出回っており、某走り屋漫画の最終ステージに選ばれたこともあって、自転車だけでなく、多方面で全国的に高い知名度をもつコースである。
練習コース紹介
上野原丹波山線
(山梨県小菅村~上野原市)
山梨県内を代表する
日帰りアップダウン
秘境コース!
コース難易度:初級
コースタイプ:峠&アップダウン
距離(スタート地点まで):86㎞
コース全長:26.3㎞
アクセス:かなり悪い
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:まあまあ
道幅:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:少ない
信号:ほぼなし
人気:まあまあ
メジャー度:6/10
マニアック度:6/10
補給P:コース上に自販機&店あり(少ない)
見所:特に見当たらず
・山梨県小菅村と上野原市を結ぶ県道。信号はほぼ無しで、長めの登りが多く見られるアップダウンコース。
コース上からは奥多摩エリアや相模湖方面までのアクセスルートが起点しており、秘境感満載のコース上にはヒルクライム「鶴峠」を有するなどかなり中身が濃い。
・ロードのトレーニングコースとしては勿論、バイクライダーや走り屋からも人気の高いコースである。
小菅村スタートではかなり距離がありアクセスはかなり悪いが、上野原スタートであれば(今回の逆走バージョン)相模サイクルから50~55㎞ほどで到着可と悪くない。
・長めの登りが多く見られる本コースだが、いわゆる激坂のような急勾配な箇所はなく、特にパンチが効いたような坂やレイアウトは見られないが、コース最大の難所である「鶴峠」のみ最大で11%の勾配がある。
補給Pに関しては、自販機はそれなりにあるが、固形物を入手&摂取出来る場所は、中間点に道の駅的な場所がある以外はほとんど見られなかった。ハンガーノックには注意しなければならない。
・路面状態や道幅は至って普通だが、交通量が少ないので走り易い。落車の危険があるようななコーナーもあまり見られず、かなり安定しているコースである。信号も全くなく激しいレースライドにも十分対応可能であろう。
練習コース紹介
雄山
(東京都三宅村)
伊豆諸島三宅島の
周囲はAll海のヒルク
ライムコース!
コース難易度:中級
コースタイプ:山岳
距離(スタート地点まで):?㎞
コース全長:5㎞
アクセス:悪い
移動手段:自走⇔フェリー⇔自走
楽しさ:とても楽しい
景色:とても良い
道幅:前半:普通 中盤:広め 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:良好 後半:普通
交通量:最高に少ない
信号:なし
人気:低い
メジャー度:4/10
マニアック度:7/10
補給P:なし
見所:七島展望台など
・伊豆諸島の一つ、三宅島の真ん中に位置する活火山「雄山」の中腹である「七島展望台」までを登るヒルクライムコース。
かつてはJCRC主催のヒルクライムレースも行われていたが、随分昔の話であり、他のメジャーコースに比べるとアクセスの大変さもあって知名度は低い。
・島系ヒルクライムコースにしては珍しく直線区間が多い。登坂距離は約5㎞と短いが、その分勾配が全体的にきつめである。
道幅や路面状況は、同じく伊豆諸島の大島や八丈島のヒルクライムコースに比べると若干劣っている印象。交通量は破格の少なさで、ゴール地点である七島展望台からの景観も抜群であるが、自販機などといった補給Pは一切ない。
・他にも2つ登坂ルートが存在するが、2つとも道幅が狭すぎたり、路面ががッタガタだったりとあまり良いコースではない。(景色も悪い)
どれも港から5~10㎞で到着可能であるが、そもそも島内に到着するのが一苦労で、まず東京都浜松町から出ている夜行船(東海汽船・橘丸)のみがただ一つの移動手段であり、6時間かかる上、交通費も最低でも15000円はかかる(往復)とハードルは高めであるが、船内に直接バイクを載せられるのは便利である。
・序盤~前半が最もきつく、スタートするなり14%以上の勾配が直線状に続く。その後もカーブが少なく、直線が多い区間が続いていき、最大勾配は16%以上と中々の急勾配であるが、後半区間に入ると緩くなる。
スタート後が最もハードで、ゴール前が最も楽というレイアウトである。
練習コース紹介
日本サイクルスポーツセンター
(5㎞サーキット)
(静岡県伊豆市)
自転車の国ことサイクル
スポーツセンターのレースで
お馴染み5㎞サーキット!
コース難易度:入門
コースタイプ:周回(アップダウン)
距離(スタート地点まで):119㎞
コース全長:1周5㎞
アクセス:かなり悪い
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:最高 中盤:最高 後半:最高
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:なし(混雑の度合いによって変動)
信号:なし
人気:普通
メジャー度:10/10
マニアック度:1/10
補給P:コース上に自販機&園内にレストランなどあり
見所:日本サイクルスポーツセンター
・静岡県伊豆市(旧修善寺町)にある「自転車の国」こと日本サイクルスポーツセンター内にある「5㎞サーキットコース」。
数々の国際レースや市民レースが行われることで最高レベルの知名度をもち、歴史なども含めて恐らく群馬CSCと並び、周回コースでは国内最高ランクの有名コースである。
・園内には国内でただ一つの「日本競輪学校」や2020東京五輪の舞台となった「MTBコース」やトラックレースが行われた「伊豆ベロドローム」もあり、他にも様々な変わり種自転車があるなどまさに「自転車の国」である。
今回紹介の5㎞サーキットは一回800円、MTBコースは一回700円で利用出来るが、最大1時間までしか利用することは出来なく、レースばりに何周回も走るには追加料金が必要となっている。
・コース上にはコカ・コーラの自販機や給水機があり、固形物摂取も園内にレストランがあるなど補給Pは問題ナシ。
自転車がなくともレンタサイクルはエントリーモデルのロードバイクであれば貸出可能となっている。他にもコース上からは富士と伊豆の山々が見渡せるなど景観も良く、周辺には有名な「修善寺温泉」。ヒルクライムコースであれば「山伏峠」や「亀石峠」があるなど、かなり良い場所に位置しているが、伊豆半島のど真ん中にある関係上、横浜市内からのアクセスはかなり悪いと言わざるを得ない。
・流石というべきか道幅は最高ランクの広さを誇る。特にホームストレートはまるで飛行場の滑走路の様である。
ただ路面はかなり老朽化が進んでいるのか荒れている箇所が目立つ。下りで高速を出すとポンポンとタイヤが跳ねるような場面がいくつかあった。
3つの下りと3つの登り。ホームストレートは下りゴールとなっており、その内真ん中の登りが距離700~800m、最大勾配12%の有名ないわゆる「心臓破り坂」であり、本コース最大の勝負所となっているが、近年ではレースの高速化が進み、昔は毎度お馴染みとなっていたこの区間でのアタックはそうそう決まることが無くなってきている。
練習コース紹介
平塚松田線
(神奈川県平塚市~松田町)
神奈川の真ん中を通る
レースライダー定番
アップダウンコース!
コース難易度:入門
コースタイプ:アップダウン
距離(スタート地点まで):37㎞
コース全長:20.3㎞
アクセス:かなり良い
移動手段:自走
楽しさ:普通
景色:普通
道幅:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:普通
信号:かなり少ない
人気:まあまあ
メジャー度:6/10
マニアック度:2/10
補給P:コース上に自販機&店あり。
見所:特に見当たらず
・神奈川県平塚市と松田町を結ぶアップダウンコース。(県道77号線)平塚市や厚木市在中のサイクリスト(特にレース系)には定番のコースであり、過去にはBSアンカーサテライトチーム「リマサンズ厚木」や同じく厚木の強豪クラブチーム「スキップ」のホームトレーニングコースにもなっていた。
・西部だけでなく、横浜市のサイクリストにも高い知名度をもっており、練習コースとしてだけでなく、足柄エリアへのアプローチルートとしてよく利用される。
景観や見所Pは全くなく、決して「楽しく」はないコースである。
・R1に比較的近く、周回コースの「レイクウッド」、同じくアップダウンコースである「やまゆりライン」、終点には県内トップクラスのハードヒルクライム「松田山」があり、他コースとの相性が相当良い。(ヤビツにも近い)
・前半に朝比奈峠レベルのプチヒルクライム「七国峠」。「秦野二宮線」と交わる中間点に2回目の登り。後半に1㎞の登りがあり、登坂は3つのみであるが、全て通常の登りとしては強度高めであり、本コースの特徴となっている。
補給Pは中間点とその先に2件あり、コース上には自販機が絶えず設置されており問題なし。
道幅や路面状態は至って「普通」だが、大型車の往来がそれなりにある。
練習コース紹介
善波峠
(神奈川県伊勢原市~秦野市)
ヤビツ峠へのアクセスでお馴染み
の2車線アリ・峠入門コース!
コース難易度:入門
コースタイプ:峠
距離(スタート地点まで):28㎞
コース全長:1.8㎞
アクセス:かなり良い
移動手段:自走
楽しさ:普通
景色:まあまあ
道幅:前半:広め 中盤:かなり広い 後半:広め
路面:前半:良好 中盤:良好 後半:良好
交通量:多い
信号:なし
人気:高い
メジャー度:7/10
マニアック度:1/10
補給P:見当たらず。
見所:お化けトンネル(旧善波トンネル)
・神奈川県伊勢原市と秦野市を結ぶR246の途中(境目)にある峠。超メジャーヒルクライムコース「ヤビツ峠」へのアクセスルートとして広く知られる。
頂上(峠)にはトンネル(善波トンネル)があり、それを越えると秦野市内に入り、目の前には富士山とその周囲に広がる丹沢の山々や街並みを見渡すことが出来る。
・全部ではないが登坂車線が2車線あり、これは県内ではかなり珍しく、他では「西丹沢」(山北藤野線)の丹沢湖へと登る急勾配区間位しか記憶に無い。
その為、ビュンビュン飛ばす車はほとんど対向車線側を通行する為、自転車通行帯側はかなり安全に走行することが可能。交通量の多いR246の中でもここだけは別格の安全性を誇る。
・横浜市内からだと、恐らくヤビツへの最短ルートであるが、逆に言えばここを越えなければヤビツ峠にはたどり着けず、少しでも脚を残してタイムアタックしたいサイクリスト達からは嫌がられることもあるが、走力の高い上級レーサー達からは「アップになって丁度良い」と評判である。
・メインルートR246の善波トンネル以外に「旧道」(旧善波トンネル)があり、「お化けトンネル」として近隣住民やバイカーなどの間で有名である。県内を代表する恐怖スポットとして広く知られている。
練習コース紹介
逗子&葉山
(神奈川県逗子市~葉山町)
県内を代表するリゾート
サイクリング!
コース難易度:入門
コースタイプ:平坦&アップダウン
距離(スタート地点まで):28㎞
コース全長:10.7㎞
アクセス:とても良い
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:普通 中盤:狭め 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:多い
人気:かなり高い
メジャー度:10/10
マニアック度:1/10
補給P:コース上に自販機&店あり。
見所:逗子海岸、葉山アリーナ、森戸海岸、一色海岸、長者ヶ崎、立石海岸など
・神奈川県・湘南R134区間の中でも特に高い人気を誇る逗子市&葉山町エリア。県内を代表するリゾート地であることから交通量は高く、シーズン中には大渋滞が発生するが、それを分かっていながらここを訪れるサイクリストが多いのは、その素晴らしい景観だろう。
・湘南R134エリアの中で最も起伏が多い区間として知られており、アップダウンコースともいって良い位である。
トンネルや道が細い区間もあり、走行に最も気を使う区間でもある。コースレイアウト自体は直線ありカーブありで変化に富んでおり、名所も多く飽きにくい。
・高級~通常価格帯まで幅広く揃うグルメPでもあるが、ガチガチなローディな恰好では若干入りにくいお洒落なお店が多い為、若干の注意は必要。
コンビニや自販機も豊富にあり、補給に困ることはまずない。
・ロングライドの登竜門といわれている「三浦半島一周ライド」から通常の湘南ライド、またはヒルクライムコースである「湘南国際村」を含めてのライドなど様々なコースバリエーションをつくることが出来るが、高難易度の山岳コースに至っては近くに存在しない為、そことは相性はあまり良くない。
練習コース紹介
山伏峠(静岡県)
(静岡県熱海市~伊豆の国市)
熱海と中伊豆方面を結ぶ
リニューアルされた山伏峠!
コース難易度:中級
コースタイプ:峠
距離(スタート地点まで):87㎞
コース全長:7.2㎞
アクセス:かなり悪い
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:普通 中盤:広い 後半:広い
路面:前半:普通 中盤:最高 後半:最高
交通量:少ない
信号:なし
人気:低い
メジャー度:3/10
マニアック度:6/10
補給P:前半区間にのみ自販機あり。
見所:特に見当たらず
・静岡県熱海市・伊豆多賀と網代の中間・海沿いR135下多賀交差点より起点し、伊豆の国市へと続くヒルクライムコース(県道80号線熱海大仁線)。
かつては悪路、狭い、急勾配と3拍子揃った凶悪な峠として知られていたが、最近リニューアルされてかなり「丸くなった」。
・前半区間のみ特にリニューアルされていないが、特にこの区間は路面が悪いわけでも道幅が狭いわけでもない。ただ比較的急勾配である。(10%以上)
新しくなった中盤から後半にかけては非常に道幅が広く路面はきれいになり、全コース中でも最高ランクといっても良いほどである。「旧」だとここからがかなり凶悪だったのだが、勾配も含めてかなり落ち着いている。
・同じ熱海市内の「熱海峠」と隣町の伊東市・「亀石峠」の知名度とインパクトがかなり強く、それらに比べるとかなり印象は薄い。(中伊豆方面に行くにしても箱根峠や熱海峠を越えていった方が近いので尚更)
かつては地味に伊豆半島きっての強烈な峠道という印象だったのだが、新しくなって走り易くなったとはいえ「大人しくなりすぎてしまった。」という感じである。難易度も上級から中級へとダウン。
・アクセスは熱海中心街から下多賀方面へとR135を10㎞ほど南下していくだけで、普通に行ける距離だが決して近くはない。
補給Pは前半区間に自販機があるだけ。見所Pは特に見当たらなかった。後半区間には新しく出来た橋が架かっており、正面に相模湾と初島、さらに向こうに真鶴半島を臨むことが出来る。
練習コース紹介
真鶴半島
(神奈川県真鶴町)
神奈川県最西端!
真鶴半島を一周。
コース難易度:入門
コースタイプ:周回(アップダウン)
距離(スタート地点まで):65㎞
コース全長:一周6.8㎞
アクセス:微妙
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:狭め 中盤:普通 後半:広め
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:少ない
信号:2か所のみ
人気:まあまあ
メジャー度:4/10
マニアック度:5/10
補給P:コース上に自販機&店あり。
見所:岩海岸、真鶴港、三ツ石海岸など
・神奈川県で最も西寄り、湯河原町のすぐ間隣にある、一周6㎞ほどで周れる相模湾に突き出した半島であり、海の自然が溢れる素晴らしい場所であるが、アクセスルートである「旧135」や「真鶴道路」、その先にある「椿ライン」が有名所なので、意外にもここを一周したことがあるというサイクリストは少なかったりする。
・前半は海沿い平坦区間。中盤から後半にかけてはアップダウン区間とかなりはっきりしているコース。前半は道幅が若干狭いものの、中盤からは少し良くなり、500mほどの登りもあるなど中々本格的。
コース上には自販機を含め、コンビニ、海鮮系の店などが豊富にある。特に海鮮系の店は他県に負けないレベルで、県外からそれ目当てでやって来る客もいるほど。
・アクセスは横浜相模サイクルからJR真鶴駅前まで65㎞と微妙な距離であるが、ルート自体はR134→R1→真鶴道路Or旧135と「江の島からただ真っすぐ行くだけでOK!」と簡単。
周囲には平坦からアップダウン、ヒルクライムコースまでほぼ全てのタイプのコースが揃っており、他練習コースとの相性は最高。なので逆に見落とされてしまうという、少し残念なコースでもある。
練習コース紹介
奥多摩周遊道路(風張峠)
(東京都桧原村~奥多摩町)
都内最高スケール・千m
越えのヒルクライムコース。
コース難易度:中級
コースタイプ:峠
距離(スタート地点まで):72㎞
コース全長:19.7㎞
アクセス:悪い
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:広め 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:良好 中盤:良好 後半:良好
交通量:かなり少ない
信号:2か所のみ
人気:かなり高い
メジャー度:9/10
マニアック度:1/10
補給P:見当たらず。
見所:都民の森、風間峠展望台、奥多摩湖など
・東京都桧原村と奥多摩町を結び、奥多摩湖へと至る峠道(風張峠・1146m)であり、内、桧原村側からの登坂区間は6.5㎞程と決して長くはないが、実際にはその手前の「桧原街道」からかなり登ってきており、全部足すと登坂総距離は10㎞以上と、東京都内では最大スケールを誇るヒルクライムコースとなっている。
・都内ではこれほどの規模の山岳コースは他に見当たらず、ジャンルを問わずかなり高い人気を誇る。(車、バイク、釣り、キャンプ、登山など)
自転車(ロード)では2013年国体ロードレースのコースにもなっており、和田峠(八王子)と並び、タイムアタックなどのメッカとして非常に高い人気をもっている。
・本コースと同じ国体コースであり、ここまでのアプローチルートである「桧原街道」も非常に高い人気をもつアップダウンコースであり、セットで考えられることがほとんど。
横浜人からはアクセスが悪い為あまりウケが良くなかったりする。周囲に大きな街や海が無い為、景観はヤビツなどに比べるとイマイチか。
・かつて日本一のバイクライダーの走りのメッカであったが、路面は大変綺麗である。勾配は最もきつい区間で平均9~10%と見た目とは裏腹に急だが、全体的に見通しは良い。
補給Pは終点の奥多摩湖周辺以外には見当たらず。(中間点の都民の森にあるかもしれない)
同じタイプのコースが神奈川県内にあまりない。箱根駅伝5区のコースが少し近いか。
練習コース紹介
和田倉自転車道
(千葉県白浜町~南房総市)
房総半島最南端を巡る
ロケーション最高の
平坦コース。
コース難易度:入門
コースタイプ:平坦
距離(スタート地点まで):92㎞
コース全長:12.5㎞
アクセス:かなり悪い
移動手段:自走⇔フェリー⇔自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:かなり広め 中盤:普通 後半:広い
路面:前半:良好 中盤:普通 後半:良好
交通量:少ない
信号:1つのみ
人気:まあまあ
メジャー度:5/10
マニアック度:4/10
補給P:コース上に自販機&店あり。
見所:野島崎灯台など。
・房総半島最南端・千葉県白浜町を太平洋に沿って横断する全線オーシャンビューの平坦コース。ただ「自転車道」と名が付いてはいるがサイクリングロードのような自転車「専用」道ではない。かなり紛らわしい。
・並走する「房総フラワーライン」が山側に位置する為、南房総一周ライド時においては間違いなくこちらがおススメである。(こちらがフラワーラインだと勘違いされやすい)
コース中間点には「野島崎灯台」があり、この場所こそが正真正銘千葉県の最南端である。
・並走するフラワーライン同様、本コースも実業団や学連といった強豪ロードチームの定番合宿地として古くから知られている。平坦をなるべく休まずに高負荷を掛け続けるようなTT練習のようなトレーニングには特におススメである。
・アクセスは場所が場所なだけにかなり悪い。輪行で館山駅からスタートしてもまだ行きやすいとはいえない。
コースレイアウトはフラワーラインから起点する前半区間はサーキット並みの道幅。中盤の野島崎付近で減少し、後半またフラワーラインと合流するまでの区間で再び広くなる約12㎞あまりのほぼオールフラットな海沿いコースである。
練習コース紹介
横浜自転車散歩
(神奈川県横浜市)
港町横浜の中心部
を巡る名所満載の
ポタリングコース。
コース難易度:入門
コースタイプ:ポタリング(平坦&登り)
距離(スタート地点まで):14㎞
コース全長:1周12.6㎞
アクセス:最高
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:広い 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:良好 中盤:微妙 後半:普通
交通量:かなり多い
信号:かなり多い
人気:高い
メジャー度:8/10
マニアック度:1/10
補給P:コース上に自販機&店あり。
見所:ランドマークタワー、コスモワールド、赤レンガ、大さん橋、山下公園
港の見える丘公園、野毛山など
・神奈川県横浜市の中心・みなとみらい地区を中心に、ランドマークタワーや赤レンガ、港の見える丘公園などといった各名所を巡るポタリングコース。
全国的に有名な観光名所である港町横浜を周るコースということで、かなり高い知名度をもち、アクセスも最高に良く、レンタサイクルも豊富。
・高低差の多い横浜市内ならではの2つの登りを含む(野毛坂、港の見える丘公園までの登り)通常夜練習でも対応できる強度をもつコースでもある。
産業道路を通り磯子方面まで足を延ばすロングコース(横浜マラソンのコース)もあり、コースバリエーションも豊富。
・道幅の広いみなとみらい地区に比べ、元町&館内は道幅が狭く走りにくい。コースだけでなく雰囲気も激変し、僅か5㎞圏内でかなり変動がある。(みなとみらい地区と山下公園前でもだいぶ違う。)
横浜の古さと新しさを両方味わえるコースだともいえるかもしれない。
・高価なバイクよりもラフに乗れるグレードのバイクがおススメである。普段からこの道を通っている人でも改めて走ってみると発見があるものである。
「それなりのお店」に入る時には服装には注意。
練習コース紹介
朝比奈峠
(神奈川県横浜市~鎌倉市)
横浜と鎌倉を結ぶ
初心者OKな小さな
ヒルクライム。。
コース難易度:入門
コースタイプ:峠
距離(スタート地点まで):22.5㎞
コース全長:1.1㎞
アクセス:かなり良い
移動手段:自走
楽しさ:普通
景色:まあまあ
道幅:前半:普通 中盤:狭め 後半:狭め
路面:前半:微妙 中盤:微妙 後半:微妙
交通量:かなり多い
信号:なし
人気:高い
メジャー度:7/10
マニアック度:3/10
補給P:なし
見所:特に見当たらず
・神奈川県横浜市と鎌倉市を結ぶ小さな峠。というよりかは丘と言ったほうが良いかもしれない。全長は鎌倉側からで1.7㎞ほどで、本コースの横浜側からだと勾配がきつくなる分距離も短くなり1.1㎞ほど。
・R134と横浜方面を結ぶ重要なルートであり、過去に走り屋の手軽な練習コースだったことや、鎌倉というビッグネームのせいで小規模なクセに知名度は高い。
見所や補給Pは一切ない。頂上(峠)から鎌倉方面にかけての山間には「鎌倉霊園」が広がっている。
・ほぼ全線にゼブラゾーンがもれなく付いているだけでなく路面そのものもあまり良くなく、道幅も全体的に狭め。それだけならまだ良いが、日本有数の観光地・鎌倉が近い為に土日を中心に度々渋滞が発生する。
・鎌倉側からはほとんど展望は望めないが、横浜側からは八景島を中心とした金沢区寄りに東京湾を見ることが出来る。
コースぞのものが短いこともあるが、他に目新しいものはほとんど見当たらない。
練習コース紹介
熱海峠
(静岡県熱海市~函南町)
伊豆半島最強強度の
ヒルクライムコース。
コース難易度:超上級
コースタイプ:峠
距離(スタート地点まで):80㎞
コース全長:7.4㎞
アクセス:悪い
移動手段:自走
楽しさ:普通
景色:普通
道幅:前半:普通 中盤:広い 後半:広め
路面:前半:普通 中盤:微妙 後半:微妙
交通量:少なめ
信号:2か所
人気:高い
メジャー度:7/10
マニアック度:3/10
補給P:なし
見所:特に見当たらず
・静岡県熱海市と函南町を繋ぐヒルクライムコース。すぐ目と鼻の先に「十国峠」があり、混合しやすい。
熱海と箱根を結ぶ最短ルートとして知名度も高く、伊豆半島ロングライド時に「行きは海沿い、帰りは山側。」といった感じで使うサイクリストが多い。
・一気に多くの高低差を駆け上がる典型的な急勾配の峠道であり、伊豆半島のヒルクライムコースでは、最もアクセスが良いながらも、最高の強度を誇る。
中でも最も難関だといわれる中盤区間では、登坂車線が設けられており、一見走り易そうだが、路側帯には多くのコケが付いており、あまり低速で走り過ぎるとスリップする。
・景観はコース上からも峠の頂上付近からも特に何も見ることは出来ない。補給Pを含む見所Pも何もなく、「ただのきつい坂」といった印象である。
コースレイアウトは、前半からかなりの急勾配が始まり、中盤にかけて更にきつくなって、最大勾配は20%近くにも達する。後半にかけて緩くなる区間があるものの、基本的にはほとんどが急勾配の登りのみで構成される。急激なコーナーもほとんどなく、直線的に登る坂が多い為に更にキツイ。
・以前は、五輪最大の勝負所に選ばれた「三国峠」、本コースのすぐ隣に位置する「山伏峠」。箱根最強の激坂こと「七曲り」と本コースで「四天王」とされてきたが、山伏峠がリニューアル工事後、かなり大人しくなってしまったので、「3人衆?」となってしまった。
練習コース紹介
R412
(神奈川県厚木市~相模原市)
本格的な登りが多い
中津川沿いのアップ
ダウンコース。
コース難易度:初級
コースタイプ:アップダウン
距離(スタート地点まで):23.5㎞
コース全長:21.3㎞
アクセス:かなり良い
移動手段:自走
楽しさ:普通
景色:普通
道幅:前半:かなり広い 中盤:普通 後半:広め
路面:前半:良好 中盤:普通 後半:普通
交通量:普通
信号:少なめ
人気:高い
メジャー度:7/10
マニアック度:3/10
補給P:コース上に自販機&店あり。
見所:特に見当たらず。
・神奈川県平塚市市から厚木市&愛川町を抜け、道志みちが起点する相模原市三ヶ木交差点方面まで伸びる国道。きつめの登りが多いだけでなく、宮ケ瀬や道志みちといった人気コースまでのアプローチルートとして利用するサイクリストが多い。
・信号が少なく、直線が多めのことからバイカーにも人気が高いコースである。景観は決して良いとはいえないが、ずっと相模湖方面へと並走していく中津川はとても綺麗である。
見所Pなどは特に見当たらなかったが、大人気補給P「オギノパン」を始め、サイクリストやバイカー向けと思われる飲食店なども点在している。コンビニもあり。
・一部は「2020東京五輪ロードレース」のコースにもなっており、ほとんど同じ場所で「ツアーオブジャパン相模原ステージ」が行われている。
相模湖方面へのアクセスルートが起点するなど、かなりの激アツスポットである。
・コースレイアウトは、非常に道幅の広い2車線の前半区間、中津川沿いにハードなアップダウンを繰り返す中~後半区間で構成される。
前半は道幅は広いが交通量も多く、レイアウトが似ている中~後半ではその逆で、道幅は狭くなるが交通量は低くなる。
路面が悪いような箇所は特に確認できなかった。
練習コース紹介
亀石峠
(静岡県伊東市~伊豆の国市)
海沿いR135と日本サイクル
スポーツセンターまでを
繋ぐヒルクライムコース。
コース難易度:中級
コースタイプ:峠
距離(スタート地点まで):92㎞
コース全長:7.1㎞
アクセス:かなり悪い
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:広い 中盤:かなり広い 後半:かなり広い
路面:前半:良好 中盤:良好 後半:良好
交通量:少なめ
信号:なし
人気:まあまあ
メジャー度:5/10
マニアック度:4/10
補給P:なし
見所:特に見当たらず。
・静岡県伊東市宇佐美R135の海沿いより起点し、これまで様々なロードレースなどが行われ、2020東京五輪MTB&トラック競技の舞台ともなった「日本サイクルスポーツセンター」前を抜けて伊豆の国市・修善寺中心部へと至る峠道(県道19号線)。
峠(亀石峠・451m)には伊豆スカイラインが通っており、熱海&箱根エリアへの近道となっている。(自転車通行不可)
・コースの半分近くが2車線という、難易度中級以上のヒルクライムコースではトップクラスの道幅で、路面状況も良く、走り易さはピカイチである。
その為、サイクリストよりもバイカーや走り屋の方が知名度が高いコースとなっている。
・コース中間点には、近隣の「小室山」やサンハトヤなどからもその姿を確認することが出来る「宇佐美観音寺」があり、その高台からは東伊豆の海の景色を見ることができるが、それ以外で目立った名所は見当たらなく、自販機を含む補給も全くない模様。
・アクセスは横浜市内(サガミサイクル)から最短でも92㎞とかなり悪く、輪行以外でもロングライドなどといった長距離系でしかお世話になることはないだろうが、伊東から中伊豆へのルートとして重要度は高く、All自走で行っても決して無理ではない距離である。(横浜→伊東→修善寺→三島→箱根→帰宅で240~250㎞ほど。)
練習コース紹介
太平洋自転車道
(神奈川県茅ケ崎市~藤沢市)
湘南の海岸線
を堪能できる
サイクリングロード。
コース難易度:入門
コースタイプ:ポタリング(サイクリングロード)
距離(スタート地点まで):34㎞
コース全長:7.5㎞
アクセス:かなり良い
移動手段:自走
楽しさ:まあまあ
景色:良い
道幅:前半:狭い 中盤:狭い 後半:狭い
路面:前半:最悪 中盤:最悪 後半:最悪
交通量:なし(他の自転車&歩行者はかなりの多さ)
信号:なし
人気:高い
メジャー度:7/10
マニアック度:3/10
補給P:コース上に自販機&店あり。
見所:サザンビーチ茅ヶ崎、江の島など
・神奈川県湘南海岸線沿いにあるサイクリングロードで、主に藤沢市江の島入り口付近から大磯町方面まで延びているが、本コースは茅ヶ崎から藤沢(江の島)までの区間を紹介する。
・とても景観の良いシーサイドコースであり、三浦半島から湘南平、真鶴半島&伊豆半島、大島まで見渡すことが出来る。
これだけ海に近いサイクリングロードは近場ではそうは無く、その雰囲気はまるでベニスビーチ(ロサンゼルス)の日本版といったところ。
・コース道幅は狭く、サーファーやランナーなどで平日でもかなり混雑している。路面上には大量の砂が積もっており、ある意味、コース紹介史上最悪の路面状況である。
その為、高速域でのライドには全く向いておらず、ほとんどのサイクリストはR134を走行する為、本コースの知名度はそちらに劣っている。
・32Cなどの太めのタイヤか、グラベルロード、ランドナーなどでも走行が不安定になる悪路なので、ロードでの走行はかなりの低速で、且つ慎重に行く必要があるが、すぐ隣同士に位置する「R134」とは全く違った雰囲気を味わえるので、気分転換に良いかもしれな
練習コース紹介
箱根駅伝第5区
(神奈川県箱根町)
箱根エリアで最も
スタンダードなヒル
クライムコース。
コース難易度:中級
コースタイプ:山岳(下り&多少のアップダウンあり)
距離(スタート地点まで):55㎞
コース全長:20.8㎞
アクセス:良い
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:多い
信号:かなり少ない
人気:高い
メジャー度:7/10
マニアック度:3/10
補給P:コース上に自販機&店あり。
見所:湯元、大平台、宮ノ下、小涌園、芦ノ湖、元箱根など
・10以上のヒルクライムコースが存在する箱根エリアの中で、最もスタンダードといわれるコース。(R1)日本の正月における風物詩ともなっている「箱根駅伝」の最難関・山登りの第五区でもあり、総距離は20㎞以上と椿ライン並みの長さを誇るが、ラスト3㎞近くは下り&僅かなアップダウンとなっている。
・箱根全コース中でアクセスも最も良く、適度な勾配と変化に富んだレイアウト。通過する名所や補給Pの豊富さなど全てが高バランス。その為、度々「ヒルクライムコースの王」ヤビツ峠と比較されることがある。
全部が全部ではないが、中間点に難所がある点や平均勾配など似ている点は多いが、標高差は本コースが874m。ヤビツが700mほどとこちらの方が高くなっている。
・知名度全国区の温泉地である為、交通量は高い。特に前半区間(湯元~宮ノ下間)は大型トラックやバスなども通行しており、土日祝は最悪足止めを食らう可能性もある。
道幅は全線を通じて決して広くはないが、中盤~後半区間は交通量が一気に減少し、かなり走り易くはなる。
・コース中間点である「宮ノ下交差点」からは乙女&長尾峠方面ルートが延びており、更にその途中から芦ノ湖北側への最短ルート&ヒルクライムコースである「強羅」ルート、足柄方面とを結ぶ去年開通の新ルート「箱根金太郎ライン」が起点しており、本コース上からも「大涌谷」ルートや「芦ノ湖湖畔ルート」が延びており、コースバリエーションはかなり豊富であ
練習コース紹介
境川サイクリングロード
(東京都町田市~神奈川県藤沢市)
様々なライドのベース
となる相模サイクルの
ホームコース的存在。
コース難易度:入門(サイクリングコース)
コースタイプ:平坦
距離(スタート地点まで):2.5㎞
コース全長:32.5㎞
アクセス:最高
移動手段:自走
楽しさ:普通
景色:普通
道幅:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:なし(歩行者や自転車は多い)
信号:2つのみ
人気:かなり高い
メジャー度:8/10
マニアック度:1/10
補給P:コース上に自販機あり(少ない)
見所:特に見当たらず
・東京都町田市(実際には相模原市方面から)と神奈川県藤沢市R134湘南エリアを繋ぐ自転車専用道(サイクリングコース)であり、練習コースというよりかは都内&横浜市内から湘南エリアまでの重要なアクセスルートとして重宝しているサイクリストが多い。
・コースの総延長は40㎞近くと県内としては最長であり、道幅や路面状況も決して広くはないが全線を通して安定している。(南町田~町田間は今だ通行止め)
給水&自販機などといった補給pはあるにはあるが、この距離としてはかなり少なめで固形物を摂取できる場所もコース上にはないが、一応コンビニなどはコース近くにはあるにはある。
・鶴見川同様対岸側もかなり整備されているが、一部ダート化する区間もかなり多く見受けられるので注意が必要。
道幅に対しての利用者数が多く、様々なトラブルも発生している。高速走行は厳禁である。
・南町田から南側(町田駅方面)はもう2年以上工事が終わらずに未だ通行止めが続いている。元々この区間はかなり走りにくい場所であり、工事が終わり改善されていることを期待するサイクリストは多いが、結局はそうなってもR246を跨ぐところで2か所信号待ちを余儀なくなれるのは変わりない。(ここを改善するのはかなり難しいと思われる。)
練習コース紹介
寄(県道710号線)
(神奈川県松田町)
ハードな登りばかり
で構成される秘境感
溢れるコース。
コース難易度:初級
コースタイプ:アップダウン
距離(スタート地点まで):42.1㎞
コース全長:16.4㎞
アクセス:良い
移動手段:自走
楽しさ:まあまあ
景色:まあまあ
道幅:前半:広め 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:少ない
信号:なし
人気:低め
メジャー度:3/10
マニアック度:7/10
補給P:コース上に自販機あり。
見所:特に見当たらず
・神奈川県松田町のR246(寄入口交差点)から起点し、厳しい登坂路を経て、中津川沿いに丹沢湖とを結ぶ「秦野峠」入り口付近まで続く県道(710号線)で、交通量の多いR246から近いとは思えないほど、秘境感溢れる寄の集落群を抜けていく区間は近場では1,2を争うマニアコースである。
・登りがとても厳しく、スタートするなりいきなり直線の12%以上の登りが始まり、距離も2㎞以上あるなど、アップダウンコースとしては、この辺りのエリア内では恐らく№1である。(山岳コースといっても良いかもしれない。)
最後の秦野峠入口手前までの登りも、勾配は最初のには劣るものの距離は1㎞以上あり、全体的に登りがきつく長いのが特徴的。
・寄集落付近に自販機のある休憩地点があるが、コンビニなど固形物を入手できる店は見当たらない。R246沿いにはコンビニが山ほどあるので、事前にそこで入手していったほうが良いと思われる。
交通量は少なく、路面状況や道幅は「普通」といったところだが、前半区間のみ、コース上にある採石場や新東名工事の関係車両が行き来しているので注意が必要である。
・コース途中からはマニアックハードコース高松山(尺里峠)や、中山峠などが起点しており、他コースとの相性は良さげである。
丹沢湖とを結ぶ「秦野峠」も西丹沢エリアでは有名なコースであるが、全く開通される見込みが経っていない。本当にいつになるのか、、。
練習コース紹介
二の足林道
(神奈川県厚木市)
県内最凶の心霊スポット
有する激坂林道。
コース難易度:初級
コースタイプ:山岳
距離(スタート地点まで):29㎞
コース全長:5.3㎞
アクセス:かなり良い
移動手段:自走
楽しさ:普通
景色:普通
道幅:前半:普通 中盤:狭め 後半:狭い
路面:前半:普通 中盤:微妙 後半:悪い
交通量:非常に少ない
信号:なし
人気:かなり低い
メジャー度:2/10
マニアック度:9/10
補給P:コース上に自販機あり。
見所:山神トンネル(現在立ち入り不可)
・神奈川県厚木市・七沢にある林道。元はキャンプ場に行くために整備された林道だったが、そこが無くなってからは、ぱったりと知名度も利用者も無くなったかに見えたが、最後にあるトンネル(山神トンネル)が全国的にも有名な心霊スポットになっており、その知名度は全国から肝試しや動画配信の為に訪れるものがいる程である。
その為、走りとしての知名度は薄いが、それ界隈では大変人気の高い場所となっている。
・サガミサイクルからだと約29㎞。厚木市中心部からだと5㎞ほどで到着可能とアクセスはかなり良い。
林道自体の路面状態&道幅は良くないが、そこに至るまでのコースコンディションは意外にも良い。近くにコンビニもあり、自販機などの補給Pもちゃんとあり。
・林道内は非常に勾配がきつく、路面も荒れている為走りにくい印象だが、交通量はかなり少ない為、走っていてもそうストレスは感じない。
すぐ近くには宮ケ瀬へと至る「厚木清川線」が通っており、他コースからの移行も容易である。
・周辺には七沢温泉や飯山温泉があり、コース上には広沢寺温泉があるなど近場では一番の温泉地となっている。
この辺りから起点する登山道やハイキングコースも多くあり、猪鍋やアユ料理を食することが出来る店なども多い。
練習コース紹介
相模川
(神奈川県平塚市~相模原市)
神奈川県を東部と西部に
2分する相模川を北上。
サイクリングロードと
一般道のハイブリッドコース。
コース難易度:入門
コースタイプ:平坦&アップダウン(サイクリングロード&車道)
距離(スタート地点まで):27㎞
コース全長:43.5㎞
アクセス:かなり良い
移動手段:自走
楽しさ:普通
景色:普通
道幅:前半:広い 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:普通
信号:少ない
人気:まあまあ
メジャー度:5/10
マニアック度:3/10
補給P:コース上に自販機&店あり。(店はかなり少ない)
見所:小倉橋など
・神奈川県平塚市・R134湘南大橋から相模原・小倉橋まで延びる相模川沿いに進むサイクリングロードと一般道のハイブリッドコース。
鶴見川や境川、多摩川のように完全自転車専用道ではないが、40㎞に渡って平坦と多少のアップダウンが続くコースボリュームは県内有数である。
・未舗装区間や全区間サイクリングロードではないといった点が懸念されているのか、他の大物コースに比べると知名度は今一つ。
他にも補給Pの少なさ、後半の車道区間の交通量の多さや他のコースとの相性が悪いなどマイナスPはかなり目立つ。
・アクセスは相模サイクルから境川→R134→で約29㎞だが、最も最短で長後街道を使用したルートがあり、これで行くと約17㎞で到着可能。アクセスはかなり良い。
・起点となるのは平坦コースの大御所「R134」。コース終点には東京五輪のコースである「小倉橋」があるが、コース中間点の平塚~厚木エリアから他コースへとアクセスするのがかなりだるい。
コース全長に比べ、走り応えがどうも少ないコースなので、なるべくパンチの効いた他コースと組み合わせたいところなのだが、、。
練習コース紹介
三浦半島一周(横須賀スタート)
(神奈川県横須賀市~鎌倉市)
ロングライドの登竜門
三浦半島一周ライド
を横須賀スタートで!
コース難易度:初級
コースタイプ:ロングライド(平坦&アップダウン)
距離(スタート地点まで):46㎞
コース全長:92.5㎞
アクセス:良い
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:多い
信号:普通
人気:かなり高い
メジャー度:9/10
マニアック度:1/10
補給P:コース上に自販機&店あり。(かなり多め)
見所:観音崎、久里浜港、三浦海岸、剣崎、三崎港、城ヶ島、ソレイユの丘、荒崎海岸、佐島、森戸海岸、一色海岸、逗子海岸など
・神奈川県・三浦半島を一周する「ロングライドの登竜門」といわれることの多い平坦とアップダウンの複合コースであり、優れた景観と変化に富んだコースレイアウト、アクセスの良さなど大変バランスが取れており、通常練習コースとしても非常に高い人気をもつ。
・今回の「横須賀スタート周り」とこれまで何度か紹介してきた「鎌倉スタート周り」でかなりコースの印象が変わり、どちらも横浜市内からはアクセスが良いことには変わりなく、気分によってどちら周りにするか決めているサイクリストも多い。
・大変バランスのとれたロングライドコースであるものの、全体的に交通量が多く、道幅の狭めの区間があるなど短所もあり、決して完璧なコースではない。特に海水浴客が多くなる夏休みシーズンはかなり混雑する。葉山辺りは特に最悪レベルである。
・名所の豊富さと三崎口、逗子&葉山などを中心にグルメスポットの多さで、観光地としても高い知名度をもち、ツーリングスポットとしても有名。
映画やドラマ、CMの舞台となった場所も多く、近場では抜群の景観が続く。
練習コース紹介
御岳山
(東京都青梅市)
僅か6㎞で900m近く
の標高差をこなす
超×2激坂。
コース難易度:最上級
コースタイプ:山岳(激坂)
距離(スタート地点まで):58.5㎞
コース全長:6.1㎞
アクセス:悪い
移動手段:自走
楽しさ:楽しい
景色:良い
道幅:前半:広め 中盤:激狭 後半:激狭
路面:前半:普通 中盤:悪い 後半:悪い
交通量:かなり少ない
信号:なし
人気:まあまあ
メジャー度:3/10
マニアック度:8/10
補給P:スタート&ゴール地点に自販機&店あり
見所:鳥居前町(御岳集落)、御岳神社など
・東京都青梅市にある標高929mの山。山頂までケーブルカーが通っており、観光地として有名だが、そこに至るまでの道は最大勾配30%を優に超える凄まじい激坂(東京都道201号線線)となっている。
・秋川街道と青梅街道を繋ぐ「吉野街道」からコースが起点しており、入口を示す鳥居を潜るとみるみる内に勾配が増し、あっという間に15%を超え、そこからケーブルカー発着地点までは20%に迫る直線の激坂が続く。(これだけでも十分にきつい)
ここからが本番であり、そこから頂上の集落とを結ぶ生活道路(激狭の林道)があり得ないレベルの激坂となっており、最大勾配は35%以上。全区間のほとんどが25%以上、3.5㎞で500mもの標高差をこなすというモンスター級の坂となっている。
・この生活道路(都道201号線)はバイクや車で通行するには「許可証」が必要で、無ければ通行することは出来ず、通れるのは歩行者と自転車のみである。
ただ急なだけでなく、路面の悪さもかなりのモノであり、特に後半に待ち受ける集落に着く前の「最後の激坂」はパリ~ルーべも真っ青である。
・ヒルクライムを得意とするサイクリストでさえ登坂速度は4~5㎞まで落ち、走行ライン上にハイカーやトレイルランナーがいる、後ろから地元の車がやってくる、(抜けない)カーブのイン側の勾配がきつすぎてリアタイヤがスリップするなど試練が次々にやってくる。
また下りではブレーキをかける手が死ぬ。
練習コース紹介
秋川街道
(東京都八王子市~青梅市)
八王子と青梅市を結ぶ
3つの峠越えを含む
アップダウンコース!
コース難易度:初級
コースタイプ:アップダウン
距離(スタート地点まで):35.8㎞
コース全長:22.5㎞
アクセス:微妙
移動手段:自走
楽しさ:普通
景色:普通
道幅:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通
交通量:やや多め
信号:少なめ
人気:まあまあ
メジャー度:6/10
マニアック度:3/10
補給P:コース上に自販機あり。
見所:特に見当たらず
・東京都八王子市と青梅市を結ぶ全長20㎞以上のアップダウンコース。主に横浜方面から奥多摩側へのアプローチルートとして利用される。
いずれも小規模な3つの峠越えが含まれ、適度なアップダウンがあり、ただの移動手段としてだけでななく、立派な練習コースとしても使える。
・道幅は普通だが、交通量が多めなのでややストレスに感じる方もいるかもしれない。
景色も決して良くなく、これといって見所もないので、楽しんで走るようなタイプのコースでは無いかもしれない。
見かけによらず、ご飯を食べられる場所がほとんどない。(自販機やコンビニはそれなりにあり。)「何かいい店ないかな?」はあまり期待しない方が良い。
・スタート地点から比較的近くに「和田峠」で有名な「陣馬街道」。コース中間点からは奥多摩エリアまで続く「桧原街道」、小規模なヒルクライムコース「梅ヶ谷峠」が起点しており、他コースとの相性はかなり良い。
他にも終点の青梅市中心部には「青梅街道」が通っているなど優秀だが、とにかく八王子までのR16号線がいつも混んでいてかったるい。
・小さな丘越え(戸沢峠)からのダラダラ坂→小峰峠の前半区間。秋川目がけて一気に下り、桧原街道と合流するPから五日市駅前→アップダウンと続く中盤。少し本格的なヒルクライムコース(二ツ塚峠)がメインである後半区間と3つの区間の中に峠越えが含まれるという何気に珍しいレイアウトで構成される。