練習コース紹介

 

 

 

 

房総フラワーライン

 

  

     

 

     

(千葉県館山市~南房総市)

 

 

 

 

コース難易度入門

コースタイプ:平坦

距離(スタート地点まで):74(サガミスタート)

コース全長:44.1

移動手段:フェリー⇔自走

 

コース強度:1/10(最低強度)

 アクセス:3/10(悪い)

  楽しさ:7/10(楽しい)

   景色:7/10(良い)

   道幅:6/10(まあまあ)

   路面:6/10(まあまあ)

  交通量:5/10(普通)

   信号:8/10(とても少ない)

 走り易さ:7/10(良好)

   人気:7/10(高い)

  知名度:7/10(かなり高い)

マニアック度2/10(全くマニアックではない)

    

  補給P:5/10(普通)

  見所:4/10(微妙)

 

 

 

 

 

 ・R127「内房渚ライン」を起点し、千葉県館山市と南房総市をぐるりと周る、全長約45㎞もの海沿い平坦ロード。

 房総半島最南部をめぐるコースは景観も良く、ドライブやツーリングでは千葉県のみならず全国を代表する平坦路として知られている。

 

 

 

 

 ・信号がほとんど無く、起伏すらもほとんど無い為、実業団や学連ロードチームの平坦練習でよく使用され、特に春先の合宿の定番コースとして古くから知られている。

コース上からは北方面へと多くのアップダウンルートが延びており、平坦だけでなく、登坂練習も可である。

 

 

 

  ・ロングライドの定番コースとしても知られているが、サガミサイクル方面から片道70㎞近く(東京湾フェリー使用)で到着可で、千葉県最南端・野島崎まで往復しても、トータル200㎞と休日の日帰り練習でも使用可能であるが、帰りのフェリーの時間を気をつけなければならない。*フェリー最終便に間に合わないと、東京湾を横断して帰るハメになる(300㎞以上)

 

 

 

 ・序盤は若干のアップダウンあり。州崎を抜けた後は、その代名詞にもなっている、菜の花が咲き乱れる(時期による)見事な直線路があり、中盤から後半にかけては少しの起伏もない海沿いの平坦ロードがひたすらに広がる。

 前半・中後半でコースの雰囲気が変わり、最終的には同じく館山市街から起点するR128「外房黒潮ライン」へと合流する。

 

 ↑起点となるのは房総半島・南部エリア最大の都市、千葉県館山市。

まずはここまで移動します。

 

最短となるのは、やはり定番の「東京湾フェリー」。

 

 

 


 

練習コース紹介

 

 

 

 

富士あざみライン

 

  

     

 

     

(静岡県小山町)

 

 

 

 

コース難易度:最上級

コースタイプ:山岳

距離(スタート地点まで):82(サガミスタート)

コース全長:11.5

移動手段:自走

 

コース強度:10/10(最大強度)

 アクセス:4/10(微妙)

  楽しさ:6/10(まあまあ)

   景色:5/10(普通)

   道幅:6/10(まあまあ)

   路面:6/10(まあまあ)

  交通量:9/10(非常に少ない)

   信号:10/10(なし)

 走り易さ:7/10(良好)

   人気:7/10(高い)

  知名度:8/10(かなり高い)

マニアック度2/10(全くマニアックではない)

    

  補給P:2/10(かなり少ない)

  見所:5/10(普通)

 

 

 

 

 

 ・静岡県小山町にある4つある富士山五合目へのヒルクライムルートの一つ。

最も登坂距離が短い分、平均勾配もよりハードになっており、距離11.5㎞、高低差1100m・平均勾配10.5%、最大勾配20%以上というスペックは、国内最高峰とも称される。

 

 

 

 ・ツアーオブジャパン富士ステージや様々なヒルクライム大会で度々使用され、知名度も高く、国内を代表する名コースの一つに数えられる。

 最も有名な「スバルライン」と同じく、登坂タイムはクライマーの走力を計る指標になることもある。

 

 

 ・序盤は見通しの良い直線急勾配区間がひたすら続いていき、序盤戦を象徴する区間となっている。そこから中盤にかけては、そこまで急勾配な箇所は無く、至ってスタンダードなヒルクライムコースといった感じで、「ただ急なだけでなくメリハリが付いている」。

 後半にかけて始まる最大の難所「馬返し」は20%以上の激坂が3㎞近くに渡って続いていく、国内屈指の難所であり、そこを過ぎても尚、急斜面は続く。

 前半と後半を比べると、3・7くらいで後半戦の方が強度が高くなっている。

 

 

 

 ・アクセスはR246一本のみで80㎞そこそこで到着可能と、4つある富士山ヒルクライムコースの中で最もアクセスが良いが、そのR246は交通量が非常に高い。

 周辺は小山町市街のど真ん中に位置している為、補給Pも申し分ないが、スタート後、5合目ゴール地点までは自販機を含む一切の補給Pは存在しない。

 

 ↑R246・御殿場方面と山中湖側を結ぶ、東京五輪ロードのコースでもあるR138沿いからコースインできます。

 

横 浜市・サガミサイクル方面からアクセスする場合は、R246を小山町に向けてひた走り、小山町へ入ってからはR246は非常に危なっかしくなるので、県道~足柄方面&富士スピードウェイ前経由で向かうのが最短距離で尚且つ走り易いでしょう。

 

ここまでの距離は約82㎞ですが、高低差は700m以上あり、並みのサイクリストならここまで来るだけで練習になってしまいそうです。

 

 スタート

 

↑スタート地点は、隣を山中湖方面へと向かう自動車専用道が並走する印象に残るものなのですぐにピンとくると思います。

 

 前半①

 

↑全富士山コースの中で最も距離が短く、急勾配なコースですので、勿論いきなり10%以上です。

 ここから延々と3㎞以上に渡ってこの直線区間が続いていきます。

 

 前半②

 

↑大変見通しが良い為、10~12%も勾配があるとは思えません。

 

 前半③

 

↑長い直線の最後の方はずっと12%以上。12%といったら普通のヒルクライムコースでは難所レベルですので、初見で行ったら、まだこれでも序盤戦なのかと心が折れそうです。

 

 前半④

 

↑路面状態は比較的良好。交通量は非常に少なく走り易いのでタイムを計る上では全く懸念点はなさそうです。

一応、左側に歩道があるようですが、見ての通り全く役に立ちそうにありませんでした。

 

 前半⑤

 

↑スタート直後から続いてきた直線区間がここで終わります。

 

 前半⑥

 

↑カーブが連続する区間へと入ると、10%を切るほどにまで勾配が落ち着き、場所によっては脚を休められます。

 

 前半⑦

 

↑この区間が一番路面が綺麗かもしれません。ピカピカです♪

 

 中盤①

 

↑カーブ連続区間が終わります。ここはホントにきつくなく、国内屈指の激坂コースの中で最も「マトモ」な区間だったといえるでしょう。

 

 中盤②

 

↑中盤の「馬返し」まで、再び12%以上もの急勾配が始まります。

 

 

 事故現場

 

↑去年、観光バスが横転し、1名の死傷者を出した事故現場横を通過します。

 

 馬返し区間スタート

 

↑ここから、20%以上もの激坂が何キロも続いていくという、国内屈指の激坂区間「馬返し」がスタートします。

 

 中盤③

 

↑予想通り、ギアは34×28Tのインナーローに。

平均速度は5~6㎞ほど。

 

 中盤④

 

↑序盤戦の直線同様に、見通しが良いので、あまり急勾配に見えないのです。

実際はこの辺りは22%位あるのですが、、。

 

 中盤⑤

 

↑馬返し区間は、全区間中でも、最も道幅が狭く荒れています。

ただ交通量は非常に少ない為、多少ふらついたりしても大丈夫でしょう。(というかどうしても多少はふらついてしまう。)

 

 中盤⑥

 

↑富士山最強の難所・馬返し区間が終わりを向かえます。

30%越えとか極端な坂はありませんが、如何せん「距離」が長いので、まあ「普通に」激ハードです。

 プロですら34Tとかデカいギアを用意するくらいですから、、。

ぶっちゃけフロント34Tでもロー28Tだと足らないですね。最低でも30Tは欲しいかも、、。

 

 後半①

 

↑後半戦へと入ります。

最大の難所「馬返し」区間は過ぎ、道幅は広くなり、路面も良くなりましたが、勾配はほんの少し緩くなったほどで、軽く16%を上回る急勾配がまたまたスタートしていきます。

 

前半は少し緩くなる区間があって回復が出来ましたが、後半は休む箇所がゴールまで全くないのです。

 

 後半②

 

↑全体的にどの坂もきついのですが、中でもこの直線がいやらしくきつかったです。

さっきよりも若干緩くなったといっても、ここも20%近くある模様。

 

 後半③

 

↑急カーブ→急カーブの間に、少しだけ勾配緩めの箇所があったりして、ここがほんの一瞬の「リカバリー区間」です。

 

 後半④

 

↑ラスト1㎞を切りました!

ツールやジロに出てるような、世界のトッププロでも認める強度ですから、ゆっくり登っても、もうそれはそれはハードです、、。

 

 後半⑤

 

↑ラスト500m!

結局ゴール直前まで勾配が落ちることはありませんでした。

中盤の馬返しばかりが注目されますが、後半区間もそれに迫るきつさです!

 

 ↑ツアーオブジャパン富士山ステージでお馴染みとなったゴール前の一コマ。

上位陣ですらフラフラになってゴールしてきます。

 

実際、ジロの「モルティローロ峠」やツールの「ラルプ・ディエズ」といった世界を代表するハードコースよりもきついとか、、。

 

 

 ゴール!!

 

↑富士山須走口五合目に到着!

50分と決して悪くはないタイムでゴール。スバルラインが1時間47分台とボロボロだったのですが、このケースは珍しくはなく、これは完全に急勾配を得意としてる方と、緩斜面の方が踏んでいける方で脚質が違うのだと思われます。

 

クライマー(登りを得意とする)の中で更に脚質があるわけです。

 

 

 

 総合評価:85/100 

 

(良かった点)

自走で日帰りアタック可能なアクセスと、東京五輪コースに近いといった他コースとの相性の良さ。交通量が少なく路面も綺麗で走り易いといった、とてもバランスの良い激坂である。

 ただひたすらきついだけでなく、レイアウトも変化に富んだものである点もポイント高し。

 

(気になった点)

あまりに極端なコースな為、走る者を選ぶ。

下りではカーボンリム(リムブレーキ仕様)は超要注意!

時期によってはコースが閉鎖される。


 

練習コース紹介

 

 

 

 

伊豆大島一周道路

 

  

     

 

     

(東京都大島町)

 

 

 

 

コース難易度中級

コースタイプ:アップダウン

距離(スタート地点まで):?(サガミスタート)

コース全長:一周46.5

移動手段:フェリー

 

コース強度:5/10(普通)

 アクセス:4/10(微妙)

  楽しさ:8/10(かなり楽しい)

   景色:8/10(かなり良い)

   道幅:7/10(広い)

   路面:7/10(良好)

  交通量:9/10(非常に少ない)

   信号:9/10(非常に少ない)

 走り易さ:10/10(最高)

   人気:7/10(高い)

  知名度:7/10(高い)

マニアック度3/10(マニアックではない)

    

  補給P:4/10(微妙)

  見所:8/10(かなり多い)

 

 

 

 

 

 ・東京都大島町(伊豆諸島大島)の島内を1周する外周路であり、距離46.5㎞と伊豆七島の中では最長を誇る。

 変化に富んだレイアウトや数多くの名所が詰まっており、観光だけでなく、サイクリングのメッカとして古くから知られる。

 

 

 

 ・全区間中、平坦区間はほとんど無く、アップダウンの連続であるものの、そこまで極端にハードな坂も見当たらないが、一か所高低差400m近くものヒルクライム並みの登りがあり、本コース最大の山場となっている。

 

 

 

 ・アクセスは基本的には東京都浜松町か静岡県熱海市からの東海汽船2本であるが、金土曜日のみ限定で横浜市大さん橋からの便が出る。

 他のアクセスルートは無いも同然だが、フェリー料金は全伊豆諸島中では最も安い。

 

 

 

 ・2016年アジア&全日本選手権ロードの舞台として知られているが、そのコースは、海沿いの「サンセットパームライン」と山岳コースの「三原山登山道路」の一部を使ったものであり、本コースは横断するのみでほとんど使用されていない。

 

 ↑フェリーが発着する港は「岡田港」「元町港」のどちらかとなります。

ほとんど岡田港に発着することが多いのですが、まれに元町港に発着することがあります。

*たまたまこの日は「元町港」でした!

 

岡田港は周囲を坂で囲まれている為、スタートしていきなり「登り」となってしまいます。

元町港は平坦路「サンセットパームライン」のすぐ隣ですので、アップがてらに海沿い平坦路からスタートすることが出来るので、断然こちらの方が良いのですが、こちらに停泊することはほとんどないのです。

 

 スタート

 

↑元町港から400mほど。「御神火温泉」の入口付近から、アジア&全日本選手権ロードのコースにもなった「サンセットパームライン」が起点しています。

 

今回はここからコースインします。

実際ここは「伊豆大島一周道路」ではないのですが、ここと並行する一周道路よりも、この区間だけは断然こちらの方が楽しいので、こちらをおススメします。(まだウオーミングアップできていないという理由もある)

 

 ↑一周は約46.5㎞。伊豆七島では最長距離で、全コース中で見ても、周回タイプの中ではトップクラスの長さです。

 

現在地は左上のサンセットパームライン。まずはこの区間を「大島空港」方面に向けて進みます。

 

 前半①

 

大島の北東に、元町港から大島空港へと海沿いに続く「サンセットパームライン」はこれまで2016年に行われたアジア&全日本選手権ロードで使用された他、トライアスロン大会やタイムトライアルの大会で使用されてきました。

 

距離は5㎞以上あり、平坦自体が少ない伊豆諸島系のコースの中では断トツの距離を誇る平坦路となっていますが、完全な平坦ではなくアップダウンもあります。

 

 前半②

 

↑坂といっても小さなアップダウンですが、これでも超高強度でこなすタイムトライアル中ではかなりの脅威になるのでしょうね。

 

 ↑このコース沿いには「野田浜」という大島を代表する海水浴場があります。そこには鐘のモニュメントがあり、丁度真ん中からは伊豆半島最高峰「万三郎岳(1440m)」が見えています。

 

ここはかなり見通しが良く、他にも伊豆高原・大室山や熱海方面の街並みを見ることができました。

 

 前半③

 

↑ここでサンセットパームラインが終わり、コース終点付近にある脇道から本線(大島一周道路)へと向かって行きます。

 

 ↑登りを1本こなして、本線(大島一周道路)へと合流。ここからが正式なスタートといって良いでしょう。

 右がスタートしてきた元町港ですので、左方面(時計回り)で周りたいと思います。

 

 前半④

 

↑大島一周道路へと合流。丁度長い直線区間が終わった辺りです。

この長いストレートは大島空港や大島高校の前を通る平坦(若干登り基調?)路で距離長めです。

つまらないので平行するサンセットパームラインの方が断然良いです。

 

 前半⑤

 

早速島アップダウンが始まります。

こちら(左)からは岡田港へと下っていけますが結構な下りです。

 

大抵岡田港からスタートすることが多いのですが、まだ身体が慣れていない状態でのこの坂がきついんですよね。

 

 

 岡田港

 

↑こちらが岡田港。ほとんどこちらに発着することが多いんです。

周囲は坂に囲まれており、こちらからスタートした場合は大変です。

 

 前半⑥

 

↑再びコースへ。「川の道トンネル」を越えて下りへと入ります。

路面ピカピカ♪伊豆諸島はどれも路面きれいなイメージです。

 

 前半⑦

 

↑こちら側は島内でも神奈川県寄りに位置しており、平塚、茅ヶ崎、江の島、鎌倉など湘南エリアを中心とした景色が見えました。

 

 中盤①

 

↑長いダウンヒルが終わり、大島屈指のフォトスポットである「椿トンネル」への入口付近からはガラリと雰囲気やレイアウトが変貌します。

 

道幅が若干減少し、カーブが無くなって、直線状にアップダウンが続いていきます。

大島外周路の中でも最もレーシーな雰囲気のある区間といえるでしょう。

 

 椿トンネル

 

↑一周路と並行するもう一本の道沿い(右)に位置していますが、こちらの道もすぐに本線に合流します。

 人気は非常に高く、大島を代表する名所として知られている為、ヒトが多すぎて画像を撮れず、、。

 

 中盤②

 

↑コースの感じとしては「群馬サイクルスポーツセンター」の6㎞サーキットが近いでしょうか。

 

 中盤③

 

↑ひたすら直線タイプの登り下りの繰り返しで、レースライダーの方もがっつり追い込めますよ~。

 

 海のふるさと村&大島動物園

 

↑こちら「海のふるさと村」と島唯一の動物園「大島動物園」付近で椿トンネルから続いてきた直線のアップダウン区間が終わり、ここからは大島外周路最大の山場、高低差400m近く、5㎞もの長い登りが始まります。

 

 ↑この辺りはトイレ、自販機、食堂など整っています。

ここを過ぎてしまうと、スタート地である元町港まではちゃんとした補給Pは全くありませんので、初心者にはかなり重要です。

 

 難所スタート

 

↑ヒルクライム並みの、高低差400m近くの登りが始まりました。

見ての通り路面はピカピカで道幅も十分に確保されており大変走り易いです。

 

 中盤④

 

↑スペックとしては、距離約5㎞、平均勾配7~8%。最大勾配は11~12%。

カーブよりもストレートが多い。といった感じでしょうか。

 

所々にこのような木々で出来た自然のトンネルがあり、幻想的(夏場は涼しいです)です。

 

 中盤⑤

 

↑途中、コースが2つに分かれており、右側は三原山登山道(あじさいレインボーライン)

となりますので、左(波浮港)側へと進みます。

 

どちらも登っているので標識を見逃してしまうと少し紛らわしいかもしれません。

 

 中盤⑥

 

↑これまで森ばかりでしたが、ここへきて、だいぶ展望が開けてきました。

 

 ↑房総半島の展望(館山~南房総・白浜方面)が見えます。

 

 中盤⑦

 

↑全長5㎞もの長い登りがとうとう終わり、ここからはほとんど同じくらいの距離をダウンヒルしていきます。

 

 中盤⑧

 

↑下りレイアウトですが、頂上に近づくにつれてカーブが多くなり、逆に下の方は直線が多くなるという点で同じ感じとなっています。

 

*右側に名所「波浮港」が見えます。

 

 中盤⑨

 

↑「御神火ライド」のポスターでお馴染みの、強烈なS字カーブも途中にあります。

ずっと眺めていたいほどの豪快で見事なS字カーブですね。

 

 ↑下りの終盤に差し掛かった辺りにある、緩い左カーブがとても気持ち良いです。

 

 中盤⑩

 

↑長い下りもここで終了。

丁度下り終えた先には、大島を代表する名所の一つ「筆島」があります。(左)

 

 筆島

 

↑その名の通り「筆」のような形をしているので「筆島」。まんまです。

その左側に広がる岩山の迫力の感動もの!

 

 ↑もう半分以上は走破しています。ここから後半区間へ。

 

 

 後半①

 

↑まずは民家の横を抜けるダラダラとした登りから。

前半~中盤のアップダウンとはまた違った感じです。

 

 波浮港

 

↑筆島に続く大島を代表する名所です。

前半の椿トンネルと並ぶフォトスポットとして非常に人気があります。

 

 ↑中々人が居なくならず、画像を撮ることが出来なかったのですが、遠くから見るとこんなです。

 

 後半②

 

↑序盤のサンセットパームラインから、久方ぶりの平坦区間です。(伊豆大島には平坦はサンセットパームラインとここの2か所しかありません。)

 

距離はそこまで長くありませんが、、。

 

途中には、海水がとても綺麗なことでも知られる大島の中でも№1と称される「トウシキ遊泳場」までのアクセスルートが起点しています。

 

 ↑ここを左へ曲がり、200mは未舗装路が続きますが、全く問題ないレベルです。

 

 トウシキ遊泳場

 

↑荒々しい海岸ですが、真ん中がタイドプールのようになっており、周囲の波が強くても安全にシュノーケリングすることができます。

 

正面には利島や新島、式根島が見え、景観もとても良いです。

 

 ↑海水の透明度は日帰りで行ける距離内では最高峰だと思います!

 

 後半③

 

↑再びコースへ。先程と同じく、緩め勾配のダラダラとした登り下りが続きます。

 

 後半④

 

↑たまに少し勾配きつめのがきたりしますが、印象に残るようなパンチの効いた登りはありません。

 

 後半⑤

 

↑スタート&ゴール地点である「元町港」まで残り5㎞を切りました。

 

こちらからは別ルートが起点しているようです。ただ元町港まで続いてはいない模様。

このようなルートが島内に複数存在しているのが面白いです。

 

 後半⑥

 

↑やはり後半区間の大部分を、このような緩めのアップダウンが占めます。

 

 地層断面

 

↑元町港まで残り4㎞ほどの所にあります。

大島一周道路を象徴するような名物の一つで、大きさは勿論の事、横にも長いので、じっくりと走りながら横目で見ることも出来ます。

 

 ↑まるで超巨大なバウムクーヘンのようですね。

 

 ↑地層だけでなく、この辺りは海側も景観がとても良く、コンディションが良ければ三宅島まで見渡せます。

 

 後半⑦

 

↑今更ですが、スゴイ数の登り下りの連続です。

一部分では無く、島全周を使ったロードレースを一度でいいからやってみたいものです!

 

 ↑右カーブへ入る手前、正面に富士山が見えました。

 

因みにこの下りはその他のに比べると若干距離&勾配が強化されており、逆回り(反時計回り)で行くときついです。

 

 後半⑧

 

↑こちらの坂は若干勾配強め。途中(正面)の橋からは、過去に起きた三原山の大規模噴火の爪痕(溶岩跡)である「赤ダレ」を見ることが出来ます。(画像なし。(泣))

 

 大島火山博物館

 

↑すぐ近くには「火山島」である大島の歴史を知ることの出来る博物館もあります。

 

 御神火スカイライン

 

↑過去に何度もヒルクライム大会が行われている、三原山までの急勾配コース「御神火スカイライン」もこの区間から起点しています。

 

正面の山肌を縫うように通るコースが見えると思います。

 

 ゴール!

 

↑再びスタート地である元町港へと戻り、これで1周(46.5㎞)です。

中盤のヒルクライム級の登りを省けば、そこまでハードな箇所は無いので、脚があればもう1~2周回はいけると思いますが、なんせその登りがきつい、、。

 

とりあえずその登りの手前まで走り、引き返す、、といった走り方や、逆回りでトライしてみるなど色々と工夫は出来そうです。

 

また、100㎞なんてなんのそのという上級者であれば、島内に3つあるヒルクライムと組み合わせてみるのも良いでしょう。

 

 

 

 

 

総合評価:80/100 

 

(良かった点)

1周46.5㎞と周回路としては破格のハイボリュームであり、その中に大小数々のアップダウンと変化に富んだレイアウトをもつ、まさにサイクリングのメッカと呼ぶに相応しいコースである。

本格的なヒルクライムもあり、初心者から上級者までオールマイティに一日中楽しめる。

 

(気になった点)

伊豆七島の中では最も身近だが、交通費(フェリー)が往復2万円近くするなどコストパフォーマンスは良くない。

1周があまりに長いので、帰りのフェリー時間を常に頭に入れておかないと、トラブった時に命取りになりかねない。

 


 

これまで紹介したコース

 

 

       

【神奈川】

 

            

   (横浜エリア)

 

    みなとみらい~南本牧ふ頭(夜練・平坦)入門

    産業道路~シーサイドライン(平坦)入門

    港北ニュータウン(夜練・周回コース)入門

    鶴見川サイクリングロード(平坦)入門

    境川サイクリングロード(平坦)入門

    菅田クリテリウムコース(クリテリウム)入門

    戸塚カントリー(アップダウン)入門

鶴見川ナイトラン(夜練)入門

  相模サイクル夜練コース(夜練)入門 

横浜自転車散歩 (ポタリング)入門

こどもの国・サイクリングコース(ポタリング)入門

 

  

 

 (川崎エリア)

 

    多摩川サイクリングロード(平坦)入門

    南多摩尾根幹線道路(アップダウン)入門

    ランド坂(山岳)入門

 

 

  (鎌倉エリア)

 

       銭洗坂(激坂)入門

       朝比奈峠(峠)入門

 

 

   (逗子・葉山・横須賀・三浦エリア)

   

    江の島~立石海岸(平坦)入門

  葉山教会坂(激坂)初級

  湘南国際村(山岳)初級

         立石海岸~三崎口(アップダウン)入門

        三崎口~久里浜港(アップダウン)入門

       久里浜港~横須賀中央(アップダウン)入門

 武山(山岳・激坂)初級

    通研通り(アップダウン)入門

       三浦半島1周(アップダウン)初級

      

      

     (茅ヶ崎・平塚・大磯エリア)

 

  江の島~平塚(平坦)入門

湘南平(山岳)初級

        レイクウッド周回コース(周回)入門

      平塚松田線(アップダウン)入門

   土屋(クリテリウム)入門

       太平洋自転車道(ポタリング)入門

 

         

        (伊勢原・秦野エリア)

 

 日向渓谷(山岳)中級

 薬師林道(山岳)初級

    大山(本道)(山岳)初級

    大山(林道)(山岳)中級

 弘法山(山岳)初級

善波峠(峠)入門

 ヤビツ峠(峠)中級

 裏ヤビツ(峠)初級

       小田原厚木道路側道(平坦)入門

 

 

    (厚木・清川村エリア)

          

     厚木清川線(アップダウン)入門

半原越(峠)初級

 土山峠(峠)初級

      宮ケ瀬(アップダウン)入門

            ツアーオブジャパン相模原ステージ(周回)初級       

            二の足林道(山岳)初級       

     

    

   (二宮・小田原エリア)

         

       やまゆりライン(アップダウン)初級

      秦野二宮線(アップダウン)入門

    石垣山一夜城(激坂)初級

 

 

      

   (真鶴・湯河原エリア)

        

        旧真鶴道路(アップダウン)入門

        小田原城CC(山岳・激坂)上級

        星ヶ山公園(山岳・激坂)上級

        真鶴半島(アップダウン)入門

        椿ライン(山岳)上級

          真鶴道路(平坦&アップダウン)入門

        小田原湯河原広域農道(アップダウン)入門

 

           

(箱根エリア)

       

   駅伝5区(山岳)中級

   七曲り(山岳)超上級

 乙女峠(峠)中級

 長尾峠(峠)初級 

               強羅(山岳)初級                      

          ツール・ド箱根(ロングライド)上級    

     

 

(南足柄エリア)

 

    グリーンヒル南足柄(山岳)初級

       南足柄広域農道(アップダウン)初級

大雄山(山岳)初級

 足柄峠(峠)上級

    箱根金太郎ライン(峠)中級

           

                         

 

       (松田・山北エリア)

 

   

          大井松田線(アップダウン)入門

松田山(チェックメイトCC・山岳)上級

高松山(松田町スタート・峠)中級

丹沢湖(周回)入門

大野山(山岳)上級

      西丹沢(アップダウン)初級

高松山(山北町スタート・峠)上級 

寄(アップダウン)初級 

 

 

 

(相模原エリア)

 

       

相模川(平坦)入門

三増峠(峠)初級

城山(山岳)初級

 津久井湖(周回)入門

牧野峠(峠)初級

  相模野CC(激坂)初級

        山北藤野線(アップダウン)初級

    R412(アップダウン)初級

 

           

       

【東京】

 

      

  (太田・目黒・品川・港区エリア)

 

      

大井ふ頭(周回)入門

 お台場(夜練・周回)入門

  皇居(土日限定・周回)入門

駒沢公園(周回)入門 

         

 

(江東区エリア)

   

       荒川サイクリングロード(平坦)入門

 

        

                     

(立川・八王子エリア)

      

       昭和記念公園(周回)入門

       1964東京五輪ロードコース(周回)入門

     大乗水峠(峠)初級

    和田峠(峠)上級

       美女谷峠(峠)初級 *現在通行止め

 

           

    

(青梅・あきる野市エリア)

              

 

梅ケ谷峠(峠)入門

青梅街道(アップダウン)入門 

秋川街道(アップダウン)入門 

御岳山(山岳)最上級 

 

 

 

(奥多摩エリア)

 

  甲武トンネル(峠)初級

    奥多摩周遊道路(峠)中級

桧原街道(アップダウン)入門 

    日原街道(山岳)初級  

 

      

                   

(伊豆諸島エリア)

 

      

伊豆大島(アップダウン)中級

        伊豆大島一周・時計回り(アップダウン)中級     

神津島(アップダウン)入門

       新島(アップダウン)入門

       新島ヒルクライム(山岳)初級

       三宅島(アップダウン)初級

       三宅島・雄山ヒルクライム(山岳)中級

       八丈島(アップダウン)中級

       八丈島・八丈富士ヒルクライム(山岳)中級

御神火スカイライン(山岳)上級

        2016アジア&全日本選手権ロードコースコース(周回)入門

   三原山登山道路(山岳)中級

 

 

        

       

【山梨】

    

         

(上野原・大月エリア)

 

       

甲州街道(アップダウン)入門

        上野原~鶴峠~小菅村(アップダウン)中級

上野原丹波山線/復路(アップダウン)初級

R139(大月~小菅村)初級

       

         

(秋山渓谷エリア)

 

       

秋山街道(アップダウン)初級

    

 

  (道志・山中湖エリア)

       

       

道志みち(アップダウン)初級

 道坂峠(峠)中級

  山中湖(周回)入門

    富士パノラマライン(アップダウン)入門

  河口湖(周回)入門

    三国峠(山梨県側)(峠)初級 

 

       

       

 

【静岡】

    

          

        

(伊豆半島エリア)

 

 

         R135・湯河原~伊東(アップダウン)入門       

          十国峠~箱根峠/県道20号線 (アップダウン)入門       

         熱海峠(峠)超上級       

伊東~川奈~富戸(アップダウン)入門

       東伊豆(熱海~下田)(アップダウン)中級

       西伊豆(南伊豆~沼津)(アップダウン)上級

       伊豆半島1周(アップダウン)超上級

    亀石峠(峠)中級      

稲取・細野高原(山岳)超上級

戸田峠(峠)中級

西伊豆スカイライン(アップダウン)入門

舩原峠(土肥峠)初級

 西天城高原道路(アップダウン)初級

冷川峠(峠)初級

天城高原(山岳)中級

日本サイクルスポーツセンター(周回)入門

天城越え(峠)中級

国士峠(峠)初級

狩野川(平坦)入門

 真城峠(峠)上級

熱函道路(山岳)中級

仁科峠(峠)中級

風早峠(峠)中級 

      戸田峠(西伊豆側)(峠)上級      

       

 

 

 (沼津・三島エリア) 

 

    

千本松原(平坦)入門

 箱根峠(静岡県側)中級

      沼津~大瀬崎(平坦&アップダウン)入門 

          

                       

(御殿場エリア)

       

       

東名富士CC(激坂)超上級

   金太郎冨士見ライン(峠)初級

    三国峠(静岡県側)(峠)超上級

    富士あざみライン(山岳)最上級

     富士山スカイライン(山岳)最上級

     富士469号線(アップダウン)初級

 

 

           

       

【千葉】

 

       

      (千葉市内エリア)       

 

 

大綱街道(アップダウン)入門

東京湾一周(ロングライド・平坦)入門 

 

 

 

(銚子・九十九里浜エリア) 

 

    

銚子1周(平坦)入門

    九十九里浜ビーチライン(平坦)入門

 

 

    

                 (市原・茂原・養老渓谷エリア) 

 

  

千葉内陸部横断(千葉市内~一宮町)(アップダウン)入門

     清澄養老ライン(アップダウン)初級

   養老渓谷(周回・内回り)初級 

  養老渓谷(周回・外回り)初級

   大福山(山岳)初級

    勝浦・周回コース(周回)入門

 

         

       

  (南房総エリア)

 

      

外房黒潮ライン(平坦)入門

   和田倉自転車道(平坦)入門

      房総フラワーライン(平坦)入門

       南房総グリーンライン(アップダウン)入門

           南房総1周ライド(平坦)入門        

        

                     

(内房エリア)

 

      

内房渚ライン(平坦)入門

保田線(アップダウン)初級

 410号線(アップダウン)初級

    88号線(白石峠)(アップダウン)初級

鹿野山(山岳)初級

   鹿野山(逆走)(山岳)中級

富津岬(周回)入門

      もみじロード(アップダウン)入門

         県道89号・鴨川富山線(アップダウン)入門       

           鹿野山・佐貫ルート(山岳)初級    

     愛宕山(山岳)初級   

房総スカイライン(アップダウン)初級 

      長侠街道(峠&平坦)入門  

      

 

 【埼玉】

 

           

 

(飯能エリア)

     

             名栗渓谷(アップダウン)初級       

山伏峠(峠)初級

正丸峠(峠)初級

天目指峠(峠)初級 

 

 

      

【茨木】

 

    

 

(筑波エリア)

 

     つくばりんりんロード(平坦)入門

 筑波山(山岳)中級

 霞ヶ浦(平坦)入門

 

 

      

      

【長野】

 

    

 

(佐久エリア)

 

軽井沢(周回)入門

大門街道(峠)初級