練習コース紹介

 

 

 

 

 

 風張林道

  

     

 

     

(東京都桧原村~奥多摩町)

 

 

 

コース難易度:最上級

コースタイプ:山岳

コース全長:約6.5㎞

移動手段:自走

 

コース強度:10/10(最高強度)

 アクセス:4/10(微妙)

  楽しさ:6/10(まあまあ)

   景色:7/10(良い)

   道幅:3/10(狭い)

   路面:3/10(悪い)

  交通量:9/10(非常に少ない)

   信号:10/10(なし)

 走り易さ:4/10(微妙)

   人気:6/10(まあまあ)

  知名度:4/10(微妙)

マニアック度:5/10(普通)

    

  補給P:1/10(なし)

  見所:1/10(なし

 

 

 

 

 

 

 ・東京都桧原村から奥多摩町・風張峠(1100m)を結ぶ一般道と林道(風張林道)のミックスヒルクライムコース。

 6.5㎞もの距離でありえないような高低差を一気に登る超激坂コースとして知られ、その強度は「首都圏最高ランク」と称される。

 

 

 

 ・同じゴール地点である風張峠を目指し並走する「奥多摩周遊道路」が「東京のヤビツ」と言われるだけのメジャーコースということもあって知名度は決して高くはないが、奥多摩周遊道路がある程度の登坂力のあるサイクリストなら誰でも挑戦できるレベルであるのに対し、こちらは上級者以上のコースとして認識されている。

 

 

 

 ・スタート地点は非常に分かり難い上に、コースを間違いやすいPが幾つかあり、アクセスもしにくいと、初見だと普通にライドするだけでも、強度を含めハードルの高いコースである。

コース上には一切の補給Pは無く、「桧原街道」からそこに至るまでのルート上にも存在しない。

 

 

 ・ゴール地点の標高は都内一般道の最高標高である千mを越えており、秋冬は極寒である為、下り対策は必須。

 基本的に激坂以外何も無いが、コース中盤~終盤にかけての景観は都内では最上級クラスの絶景である。

 

 ↑普通に行きにくいかもしれません。

都内屈指の人気コース「桧原街道」を奥多摩方面へ向けて走り、↑のT字路を「右折」します。

*奥多摩周遊道路は左折

 

ここから起点地までは12㎞ほどですが、コンビニ&店が一切ありませんので要注意!

*道志みちのような登り基調のレイアウトとなります。

 

 スタート

 

↑まるで「道志みち」を山中湖方面へと向かうような登り基調のアップダウンコースを12㎞ほど進むと、このようにどん詰まり状態になります。(バスの終着点がある)

 

何の標識も無く、初見だとここを左なのか直進なのか右なのか全く分からないと思います。

(一応地図があるが見ても全く分からない)

 

ここを「直進」が正解ですが、この先も左なのか右なのか。というポイントが幾つかありややこしいです。

 

 前半①

 

↑他の激坂あるあるのようにスタートからいきなりガツンと登るわけではなく、最初は集落の中をダラダラ抜けていき、↑の赤い橋を渡った所から本格的にスタートします。

 

右に他の激坂があり紛らわしいのですが無視してください。

 

 前半②

 

↑川沿いの狭い道を登っていきます。まだ勾配は10%位で激坂というには強度不足。

ですがこの先地獄が待っているのです。

 

 前半③

 

↑隣に川が流れているので、カーブは一切無く、ひたすらに真っすぐ登り続けますので、序盤戦とはいえ結構きつく感じます。

 

 前半④ 激坂スタート

 

↑ここで大きく180度近くターンするように曲がり、激坂区間へと入っていきます。

最初は14%位(湘南平と同じ位)ですがみるみると勾配を上げ、すぐに18%に!

 

 中盤①

 

↑と思っている内に、あっという間に勾配は20%に!画像では分かり難いですが壁のような坂であり、しかも恐ろしいのはこれでまだ半分も登っていないということ!

 

 中盤②

 

↑ものすごい急坂により一気に標高が上がり、右側の景観が開けてきますが、心拍数が上がり過ぎて見る余裕はナシ。

 

 中盤③

 

↑ただきついだけでなく、この長さ!

国内最高峰と言われる「富士あざみライン」の「馬返し」区間に匹敵する強度でしょう。

 

 中盤④ 難所

 

↑ここで現われるのが、「きのこセンター前の坂」とも呼ばれる、中盤の難所。

とても色鮮やかな紅葉とは不釣り合いな22%を超える超急坂で、それでいて距離も長く、しかも直線、、。

 きつい要素を全て満たしたような坂なのでした。(路面が比較的綺麗だったのがせめてもの救い)

 

 中盤⑤

 

↑「桧原きのこセンター」という施設の前辺りで、先程の難所が終わり、ここで待ってましたの勾配の緩む区間が訪れます。(少しだけです)

 

 後半① 

 

↑再び急勾配が始まった辺りで、ここまで続いてきた一般道が終了。新たに右側から「風張林道」(正式にはここからが風張林道です)が起点し、後半の林道区間へと入っていきます。

 

 後半②

 

↑後半の林道区間へと入ったと思ったら、いきなり先程の中盤の難所と同等クラスの超急坂が出現!強烈過ぎます、、。首都圏最強クラスの名は伊達じゃない!

 

 後半③

 

↑その後も20%以上の勾配は落ちません。

 

 後半④ 難所

 

↑後半の難所です。急勾配だけでもハード過ぎるのに、更に路面が酷いっ!

イン側の勾配は28%位あり、ここが最急坂箇所らしいですね。

 

 

 

 後半⑤ ビューポイント

 

↑終盤(汗ダラダラです)に差し掛かった辺りにある、最大のビューポイント。

都内ではこれ以上の景観はほとんどないのではないでしょうか。素晴らしい。

 

 ↑う~ん。絶景、絶景!

あまり覗き込むと落っこちそうになりますので注意。

 

 後半⑥  

 

↑最後の最後にすげえ坂がきます!ラスボス感たっぷりの急坂の直線!

勾配(22%以上)、距離(長いっ)共に最高クラス!!

 

 ゴール!

 

↑最後は今までの地獄がウソだったように、何事もなかったかの如く、並走する「奥多摩周遊道路」の脇へと合流します。(すぐそこが


 

練習コース紹介

 

 

 

 

 

 天津小湊夷隅線(県道82号線)

  

     

 

     

(千葉県鴨川市~いすみ市)

 

 

 

コース難易度:初級

コースタイプ:アップダウン

コース全長:約23㎞

移動手段:フェリー&自走

 

コース強度:3/10(低強度)

 アクセス:8/10(とても悪い)

  楽しさ:5/10(普通)

   景色:4/10(微妙)

   道幅:5/10(狭い)

   路面:3/10(普通)

  交通量:5/10(普通)

   信号:8/10(とても少ない)

 走り易さ:6/10(まあまあ)

   人気:3/10(低い)

  知名度:3/10(低い)

マニアック度:7/10(高い)

    

  補給P:2/10(ほとんどなし)

  見所:2/10(ほとんどなし

 

 

 

 

 

 

 

 ・千葉県鴨川市といすみ市(九十九里浜側)とを結ぶアップダウンコース。

山を挟んで平行するように「清澄養老渓谷ライン」が大多喜&市原市方面へと向かうのに対し、大きくカーブするように九十九里浜方面へと向かい、きつい登りなどは全く無く、長閑なアップダウンコースとなっているが、スタート直後のみヒルクライム並みの強度を持つ登坂がある。

 

 

 

 ・R128(外房黒潮ライン)以外で、海側を通らずに勝浦&御宿方面へと行ける最短の道であることから交通量は他のアップダウン系コースに比べると多めとなっている。

 コース上からは海側へのアクセスルートがいくつか延びているが、地形的にそのどれもがヒルクライム並みの登りばかりであり、そう気軽には行き来できない。

 

 

 

 ・信号はかなり少なく、危険箇所も全く無いが、スタート直後の長い登り以外にこれといった印象に残るような箇所が無く、景観も至って「普通」である(海が見える場所も無い)

ゆっくり食事が摂れるような場所も無いどころかコンビ二すらも見当たらず。海側のR128が遮断された場合の重要な回避ルートであるのだが、コース自体は非常に地味である。

 

 

 

 ・コース上からは養老渓谷方面へのアクセスルートが幾つか起点しており、終盤には市原市とを結ぶ「大多喜街道」と交差するなど他コース&エリアとの相性はとても良い。

外房系コースなので横浜市内からのアクセスはかなり悪い。

 

 ↑鴨川市街からR128で太平洋沿いを走り、外房線「安房小湊駅」前を通過後、700mほどで(ホテル三日月の手前)スタート地点へと付きます。

 東京湾フェリー(久里浜⇔金谷)と富津⇔鴨川と来てアクセスはかなり悪いですね。

 

 スタート

 

↑右がR128の旧道、かの有名な「おせんころがし」がある方向。真っすぐがR128本線。

ここを左折していきます。

 本線を真っすぐ行ってトンネルを潜った後を左折でもOKです。

 

 前半①

 

↑かなり特殊なレイアウトをしておりまして、スタート直後にいきなりヒルクライム並みの、長さ3㎞もの登りがあります。

 いきなりガツンときて後はそんなでもないコースの典型なのです。

 

 前半②

 

↑最初はまずダラダラと登ります。

 

 前半③

 

↑最初の1㎞は全然でしたが、そこからは一気に急勾配になり、一番ハードな箇所では12%近くあり、立派な激坂です。

 このエリアを紹介しているサイクリングMAPなどでは「小湊エリアの激坂」などとして取り上げられることも多く、ここだけはそれなりの知名度があるらしいです。

 

 前半④

 

↑養老渓谷から海側への最短ルートというとここなので、下ったことはあるが登ったことはない。という方も多いと思います。

 

 3キロもの登りがここで終わります。

この先も海側と行き来できるルートはありますが、どれもここと同じように長い登りとなっています。

 

 ↑丁度登り切った辺りに廃屋がありました。

どうやら宿泊施設のようだったみたいですが、このような微妙な場所に、、。

 

 中盤①

 

↑踏まないといけないような、かなりダラダラとした下り坂を勝浦方面へと進みます。

 

 中盤②

 

↑左が養老渓谷へのアクセスルートである「県道177号線」。途中には紅葉で知られる勝浦ダムがあり、ここもアップダウンコースとしてそれなりに知られたコースです。(本コーナーで紹介済み)

 

 

 中盤③

 

↑田園風景の中を進んでいきます。いかにも千葉といった雰囲気です。

この辺りは標高300m近くあり、海側のR128を走っていた時と比べて少し寒く感じます。

 

 後半①

 

↑しばしの平坦路でしたが、ここから再びアップダウンが始まります。

そのどれもがアウターギアでこなせるレベルの強度の低いものばかりですが。

 

どういうわけかこの辺りから若干交通量が増してきます。

 

 後半②

 

↑自販機がたまにコース沿いにある位で、コンビニは一軒も確認出来ず。

食事が出来るような店も全く見当たりません。

 

 終了

 

↑ここからは、勝浦市街と大多喜市街を経由し、市原市内まで続くアップダウンルート「R297(大多喜街道)」が起点しています。(信号左)

 

この日はここより大多喜街道へとコースチェンジしたので本日はここで終了となります。

 

 

 

 

総合評価:60/100 

 

 

(良かった点)

スタート直後のヒルクライムは房総屈指。鹿野山のハードル―ト並み。

養老渓谷や大多喜方面、勝浦方面から真下の守屋&鵜原方面まで多方面へとアクセス可。

 

 

 

 

(気になった点)

スタート直後のヒルクライムを除くと、全く印象に残らないコースである。

 

平坦区間の距離や登りの強度、全てが中途半端。

後半区間へ入ると交通量ま増し、少し走りにくかった。

見所スポット、補給P全く無し。景色も良くない。


 

練習コース紹介

 

 

 

 

 

 入山峠(八王子側)

  

     

 

     

(東京都八王子市~桧原村)

 

 

 

コース難易度:初級

コースタイプ:

コース全長:約12㎞(登坂5.5㎞)

移動手段:自走

 

コース強度:4/10(中低強度)

 アクセス:5/10(普通)

  楽しさ:6/10(まあまあ)

   景色:6/10(まあまあ)

   道幅:3/10(狭い)

   路面:3/10(悪い)

  交通量:10/10(最高に少ない)

   信号:10/10(なし)

 走り易さ:4/10(微妙)

   人気:2/10(非常に低い)

  知名度:1/10(全くなし)

マニアック度:9/10(非常に高い)

    

  補給P:1/10(なし)

  見所:1/10(なし

 

 

 

 

 

 

 ・東京都八王子市と桧原村を結ぶ峠道(林道)。一般的なアクセスルートである高尾方面から続く県道を使うルートよりも少しショートカット出来るのかと思いきや、起点地が「和田峠」に近い、陣馬方面からとなってしまう為に逆に遠くなってしまうことや、悪路&度々通行止めになってしまうこともあって利便性は悪く、人気&知名度共に全く無い超マイナーな峠である。

 

 

 

 ・アクセス自体は都内の人気ヒルクライムスポット「和田峠」から近く悪くない。桧原村側へ抜けた後は、そのまま桧原街道や奥多摩周遊といった同じく都内と代表する人気走りスポットへと繰り出せると他コースとの相性はとても良い。

 

 

 

 ・林道ということもあり、基本悪路で見通しも悪い状態が続いていく。距離&平均勾配はそこまで厳しくないが、桧原村側は一部マトモに走行出来ないレベルに悪路である。

 景色は一部の区間から、多くの連なる山々や、都心部は新宿方面まで広く見渡せるなどそこそこ良いが、見所や自販機を含む補給Pは一切ない。

 

 

 

 ・交通量は全コース中トップクラスに低い。誰とも遭遇したくないという方には最適な場所である。特に曇りの時には寂しさすら感じるほど。

 登りが終わりと思いきや終わりではない。という「ひっかけ」Pが2か所もあるという珍しいレイアウトをもつ。

 

 ↑マイナーなコースなのでスタート地点は正直分かり難いです。

まず、「町田街道」か「R16」で横浜方面から高尾方面へと向かい、人気のヒルクライムスポット「和田峠」を目指します。

 

いくつかのアップダウンを越え、↑こちらから和田峠へと続く「陣馬街道」へと入ります。

 

 ↑陣馬街道を5㎞ほど進み、和田峠はここを「左折」ですが、そのまま「直進」していきます。

 

 スタート

 

↑そこから1㎞しない位のPから、隣の桧原村側へと林道(右)が起点しています。

ここがスタート地点です。何の標識も無く、かなり分かり難いです。

 

あと、しょっちゅう通行止めになるのでチェックしてから行った方が良いです。

 

 前半①

 

↑林道コースなので終始「悪路」です。路面自体が悪い以外にも落ち葉や枝がスゴイです。

勾配は急坂が多めですが、そこまで激坂というほどでもないというレベル。

 

 前半②

 

↑道幅も当然狭いですが、交通量は破格というレベルの少なさなので、全く危なくはないです。

 

 前半③

 

↑直線路の先にたまにカーブがあり、レイアウトとしては「半原越え(清川村~愛川町)」を少し強力にした感じでしょうか。

 

 前半④

 

↑「ザ・林道」といった感じですね。好きな人は好きかもしれません。

 

 前半⑤

 

↑この区間が最も路面の凹凸が酷かったですワ。

 

 ↑向こう側の山の斜面にこれから上るコースの一部が見えています。

 

 中盤①

 

↑「入山トンネル」を越えて行きます。パターンでいうとここが峠だったりするのですが、登りはまだ続いていきます。

 

 

 中盤②

 

↑大きく弧を描くように渓谷を跨いでいく区間は、かなり右側が開けており、また勾配も緩くなっています。

 

 ビューポイント

 

↑山の間から八王子から新宿方面までの東京の街並みを見ることが出来ます。

景色としては有名な高尾山からの景観に似ているでしょうか。(標高的にも同じ位?)

 

 中盤③

 

↑本日2回目の「ひっかけ」。一瞬「終わり?」となりますが、少しだけ下り、なんとまた登り返しがきます。何とも紛らわしいレイアウトです。

 

 中盤④

 

↑しかもそこからの登りが結構きついし。(腹立つ~)

 

 後半①

 

↑今度こそ正真正銘の「入山峠」を越えます。

峠には悲しい位に何も無し。

 

ここからの下りでは、真下の谷底へ落ちるかのような景観が臨めます。

 

 後半②

 

↑桧原村側のコース状況は最悪レベルです。もうぐちゃぐちゃ、、。

 

 後半③

 

↑3㎞ほど下ると、林道区間から一般県道へと移ります。

それでも路面は良くないですが、さっきのに比べたら大分マシ。

それより大型トラックの往来に気をつけてください。

 

 終了

 

↑大人気コース「桧原街道」へと合流してコース終了。

八王子側は「和田峠」と近く、桧原村側は奥多摩方面へ向かいやすいなど他コースとの相性はかなり良い本コースですが、アクセスルートとして、こちら側へ「最短で」行こうとするならば

普通に高尾方面から一般県道を利用した方が断然速いです。

 

ただ所要時間を気にせず「トレーニングで」利用するなら悪くないコースではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

総合評価:65/100 

 

 

(良かった点)

交通量の少なさは「離島」レベル。

八王子側には和田峠。桧原側には奥多摩周遊道路があり、よりライドを充実させられる。

登坂距離はそこまで長くなく、初心者でもOK。

 

 

(気になった点)

桧原村側の路面の悪さはヤバい。落車するレベルである。


 

 

練習コース紹介

 

 

 

 

 

 清澄養老渓谷ライン(フル)

  

     

 

     

(千葉県市原市~鴨川市)

 

 

コース難易度:初級

コースタイプ:アップダウン

コース全長:約55㎞

移動手段:自走

 

コース強度:4/10(中低強度)

 アクセス:2/10(非常に悪い)

  楽しさ:7/10(楽しい)

   景色:5/10(普通)

   道幅:5/10(普通)

   路面:5/10(普通)

  交通量:7/10(少ない)

   信号:8/10(とても少ない)

 走り易さ:7/10(走り易い)

   人気:7/10(高い)

  知名度:6/10(まあまあ)

マニアック度:3/10(低い)

    

  補給P:5/10(普通)

  見所:7/10(多い

 

 

 

 

 

 

 ・千葉県市原市から大多喜町を経由し、太平洋沿いのR128外房黒潮ライン(鴨川市)まで続く

総延長約55㎞のアップダウンコース。

 そのコースボリュームは非常に変化に富んでおり、数百ものアップダウンコースがあると言われる房総半島エリア内においても、恐らく最も有名なコースである。

 

 

 

 ・千葉県市原市・大多喜街道からスタートした場合は、前半、名所・養老渓谷までは平坦と緩いアップダウンを交互に挟むようなレイアウトとなり、中盤の養老渓谷内に入ってからは、急コーナーの連続や多くの名所を通過するポタリング的な区間にう至るまでとても変化に富んだ区間となっており、最後の後半区間は、まるで林道のような激狭区間から太平洋に向けての、ヒルクライムコース並みのボリュームをもつダウンヒルが待っているなど、房総一の名に恥じない非常に充実した内容となっている。

 

 

 

 ・大多喜街道から養老渓谷までの前半区間は「県道81号線・養老ライン」。

養老渓谷から鴨川方面までは「久留里街道」。最後の太平洋にかけての区間は「県道82号線・清澄養老ライン」と実際には異なる正式名称となっているのだが、大抵、ドライブやツーリング、ロングライドなどで使用される場合は、これら全てを統一した名称で呼ばれることが多い。

 

 

 

 ・房総半島のど真ん中を突き進むコースであるが、どちらかというと外房に近く、太平洋側へのアクセスは行いやすいが、東京湾側(内房)へのアクセスは簡単ではない。

その為、その東京湾側である横浜市内からのアクセスは市原市スタートだろうが、鴨川市スタートだろうが非常に悪い。

 人気の高い「いすみ鉄道」での輪行アクセスが以前は人気だった。

 

 スタート

 

↑千葉県市原市・国道286号線「大多喜街道」からスタートして行きます。今回は房総半島のど真ん中であるこちらから出発しますが、海側(鴨川市)からスタートした場合は、横浜市内からのアクセスはかなり良くなりますが、スタートしていきなりのヒルクライム(長さ4㎞もの登坂)となります。

 

房総半島一とも称される本コースですが、スタート地点は随分と地味です。(海側も同様)

 

 前半①

 

↑「登りか下りしかなくなる」中盤~後半とは異なり、前半の養老渓谷までの区間は、平坦と登りのバランスがとてもとれています。

 

 前半②

 

↑本日最初の登りがきました。

強度は至って「普通」といった感じ。

50×28T(アウターのロー)でこなせました。

 

 前半③

 

↑こちらはゆる~く下って、ゆる~く登る感じです。

道幅が少し狭いですかね、、。

あと後ろからトラックが結構きます。

 

 高麗ダム

 

↑バイカーの休憩地点として有名な場所です。

周囲を取り囲むように小規模ですがサイクリングコースもありますが、食事が出来るようなスポットは見当たりませんでした。

 (近くにコンビニなどは普通にあります。)

 

 ↑丁度、房総半島のど真ん中を抜けていくコースなので、東京湾側へ抜けるルートが幾つも起点しています。外房(太平洋側)も同様です

 

 ただ、どちらかというと外房寄りなので、東京湾側へは結構距離があります。

 

 前半④

 

↑ここからは人気の「いずみ鉄道」と並走していきます。

 

 前半⑤

 

↑前半区間は基本的には「きつい坂」というのは無いんですが、道幅にあまり余裕が無いのと、トラックが多く通行するのが欠点ですね。

 

 前半⑥ 養老渓谷エリア内

 

↑千葉県の真ん中を代表する観光地「養老渓谷」エリア内へと入ります。

雰囲気がぐっと変わります。

 

 

 

 前半⑦

 

↑信号はあっても、本当に「たま~に」です。とても少ない。

 

少し前に話題になった深地層「チバニアン」がこの辺りです。

 

 

 ↑コース沿いにいすみ鉄道が「最も綺麗に見える」ポイントがあります。鉄道マニアにとっては結構有名なスポットだそうです。

 

 中盤①

 

↑レースにも対応できるクラスのコースであることは間違いないですね。

 

 中盤②

 

↑もう何十回坂を登ったのか変わらなくなりました。

それくらい登坂回数の多いコースです。

 

 中盤③ 養老渓谷中心街(養老温泉方面へ)

 

↑こちらを右折して、養老渓谷駅&養老渓谷温泉街方面へ向かいます。

 

 養老渓谷駅

 

↑房総中央エリアを代表するサイクリングスポット「養老渓谷」の拠点、いすみ鉄道・養老渓谷駅前を通過。

 輪行だけでなく、周辺ではレンタサイクルの貸し出しも行っていますが、流石に「電動」ですよね。こんな坂だらけのコース、、。

 

 中盤④

 

↑養老渓谷駅周辺はグルメPでもあり、見る場所が多いのですが、今回はコース全長が長い為にパスして、温泉街へと向かいます。

 

 中盤⑤

 

↑駅から温泉街まではかなりの高低差となっています。

駅の周りを周回するだけでレーストレーニングレベルの負荷となり、こちらは「周回コース」という括りで何度か本コーナーで紹介しています。

 

 中盤⑥ 養老渓谷温泉街

 

↑養老渓谷温泉街内へと入りました。熱海や伊東といったメジャーな温泉地と比べると、かなりひっそりとした感じが堪りません。

 

向こうに見える赤い橋が、有名な「観音橋」です。

 

 ↑今やこのエリア内では最も有名なフォトスポットとなった「二階建てトンネル」はコースから200mほどの場所にあり、フらっと気軽に立ち寄れます。

 

 ↑その2階建てトンネルのすぐ近くに、コース沿いに位置するフランス料理店「ラ・フランス」は本当におススメです。

フレンチというとロングライド中に食するには仕切りが高いと思う方は多いと思いますが、2000円以内で食べられるランチコースがマジで美味しい!

 

ただこの日はバイク客で激混みで諦めました。

 

 中盤⑦

 

↑温泉街から次のエリアまでも当然のように「登り」です。

 

 中盤⑧

 

↑ここで久留里エリアとを繋ぐ「久留里街道」へと出ます。

ここまでは旧道&新道があったりして、出る場所がそれぞれ異なり、初見だと戸惑う方も多いと思われます。

 

いずれにしてもこちらは「右折」であり、左は大多喜方面、真っすぐは勝浦方面となります。

 

ここから君津市との境までの久留里街道を走る区間もどういうわけか「養老渓谷ライン」の括りで呼ばれているようなのです。

 

 中盤⑨

 

↑ここからの真っすぐな登りが結構きついです。

勾配も10%位ありますし。

 

 中盤⑩

 

↑きつい坂のピークPは「しんつつもりトンネル」という変な名前のトンネルとなっています。

 

 中盤⑪

 

↑んで豪快に下ったと思ったらまたもや登りで、頂上はトンネルというさっきと同じレイアウト。

 ただ道幅は大幅に減少します。

 

 後半①

 

↑真っすぐ行くとすぐに君津市内。こちらを「左折」して鴨川市内へと入っていきます。

後半区間です。

 

 後半②

 

↑太平洋側に向けて南下していく後半区間が最も登りがハードです。

 

 後半②

 

↑確かにこのアップダウンの「しつこさ」は房総一かもしれませんね。

 

 後半③

 

↑先程申し上げたように、この区間(県道82号線)は登りの強度がこれまでとは段違いです。

一つ一つが長くきつい。

 

 後半④

 

↑激セマ区間があることで有名ですが、実際は僅かしかなく、実際走ってみるとレーストレーニングが出来る位走り易いです。

 路面も悪くなく、交通量は前&中区間と比べても最も低いです。

 

 ↑周囲はポツポツと民家がありますが、とても静かで鳥の鳴き声がたまに聞こえてくるような感じ。

 

 後半⑤

 

↑一番最後の登りが最もきつく、距離1km位ありました。

 

 後半⑥

 

↑最後、勾配が緩む辺りも、もう終わりそうで中々終わらない(頂上が見えてこない)んです。ちょっといやらしい感じ。

 

 後半⑦

 

↑最後の登りをクリアすると、海側までは300m近くの高低差を一気に下っていきます。

距離は4㎞ほどあり、逆側から登った場合はほとんどヒルクライムです。

 

ここ、鹿野山や愛宕山と並ぶ、房総半島屈指の山岳ステージではないでしょうか。


 

これまで紹介したコース

 

 

       

【神奈川】

 

            

   (横浜エリア)

 

    みなとみらい~南本牧ふ頭(夜練・平坦)入門

    産業道路~シーサイドライン(平坦)入門

    港北ニュータウン(夜練・周回コース)入門

    鶴見川サイクリングロード(平坦)入門

    境川サイクリングロード(平坦)入門

    菅田クリテリウムコース(クリテリウム)入門

    戸塚カントリー(アップダウン)入門

鶴見川ナイトラン(夜練)入門

  相模サイクル夜練コース(夜練)入門 

横浜自転車散歩 (ポタリング)入門

こどもの国・サイクリングコース(ポタリング)入門

 

  

 

 (川崎エリア)

 

    多摩川サイクリングロード(平坦)入門

    南多摩尾根幹線道路(アップダウン)入門

    ランド坂(山岳)入門

 

 

  (鎌倉エリア)

 

       銭洗坂(激坂)入門

       朝比奈峠(峠)入門

 

 

   (逗子・葉山・横須賀・三浦エリア)

   

    江の島~立石海岸(平坦)入門

  葉山教会坂(激坂)初級

  湘南国際村(山岳)初級

         立石海岸~三崎口(アップダウン)入門

        三崎口~久里浜港(アップダウン)入門

       久里浜港~横須賀中央(アップダウン)入門

 武山(山岳・激坂)初級

    通研通り(アップダウン)入門

       三浦半島1周(アップダウン)初級

      

      

     (茅ヶ崎・平塚・大磯エリア)

 

  江の島~平塚(平坦)入門

湘南平(山岳)初級

        レイクウッド周回コース(周回)入門

      平塚松田線(アップダウン)入門

   土屋(クリテリウム)入門

       太平洋自転車道(ポタリング)入門

 

         

        (伊勢原・秦野エリア)

 

 日向渓谷(山岳)中級

 薬師林道(山岳)初級

    大山(本道)(山岳)初級

    大山(林道)(山岳)中級

 弘法山(山岳)初級

善波峠(峠)入門

 ヤビツ峠(峠)中級

 裏ヤビツ(峠)初級

       小田原厚木道路側道(平坦)入門

 

 

    (厚木・清川村エリア)

          

     厚木清川線(アップダウン)入門

半原越(峠)初級

 土山峠(峠)初級

      宮ケ瀬(アップダウン)入門

            ツアーオブジャパン相模原ステージ(周回)初級       

            二の足林道(山岳)初級       

     

    

   (二宮・小田原エリア)

         

       やまゆりライン(アップダウン)初級

      秦野二宮線(アップダウン)入門

    石垣山一夜城(激坂)初級

 

 

      

   (真鶴・湯河原エリア)

        

        旧真鶴道路(アップダウン)入門

        小田原城CC(山岳・激坂)上級

        星ヶ山公園(山岳・激坂)上級

        真鶴半島(アップダウン)入門

        椿ライン(山岳)上級

          真鶴道路(平坦&アップダウン)入門

        小田原湯河原広域農道(アップダウン)入門

 

           

(箱根エリア)

       

   駅伝5区(山岳)中級

   七曲り(山岳)超上級

 乙女峠(峠)中級

 長尾峠(峠)初級 

               強羅(山岳)初級                      

          ツール・ド箱根(ロングライド)上級    

     

 

(南足柄エリア)

 

    グリーンヒル南足柄(山岳)初級

       南足柄広域農道(アップダウン)初級

大雄山(山岳)初級

 足柄峠(峠)上級

    箱根金太郎ライン(峠)中級

           

                         

 

       (松田・山北エリア)

 

   

          大井松田線(アップダウン)入門

松田山(チェックメイトCC・山岳)上級

高松山(松田町スタート・峠)中級

丹沢湖(周回)入門

大野山(山岳)上級

      西丹沢(アップダウン)初級

高松山(山北町スタート・峠)上級 

寄(アップダウン)初級 

 

 

 

(相模原エリア)

 

       

相模川(平坦)入門

三増峠(峠)初級

城山(山岳)初級

 津久井湖(周回)入門

牧野峠(峠)初級

  相模野CC(激坂)初級

        山北藤野線(アップダウン)初級

    R412(アップダウン)初級

 

           

       

【東京】

 

      

  (太田・目黒・品川・港区エリア)

 

      

大井ふ頭(周回)入門

 お台場(夜練・周回)入門

  皇居(土日限定・周回)入門

駒沢公園(周回)入門 

         

 

(江東区・江戸川区エリア)

   

       荒川サイクリングロード(平坦)入門

        江戸川サイクリングロード(平坦)入門 

        

                     

(立川・八王子エリア)

      

       昭和記念公園(周回)入門

       1964東京五輪ロードコース(周回)入門

     大乗水峠(峠)初級

    和田峠(峠)上級

       美女谷峠(峠)初級 *現在通行止め

     入山峠(峠)初級

           

    

(青梅・あきる野市エリア)

              

 

梅ケ谷峠(峠)入門

青梅街道(アップダウン)入門 

秋川街道(アップダウン)入門 

御岳山(山岳)最上級 

 

 

 

(奥多摩エリア)

 

  甲武トンネル(峠)初級

    奥多摩周遊道路(峠)中級

桧原街道(アップダウン)入門 

    日原街道(山岳)初級  

 

      

                   

(伊豆諸島エリア)

 

      

伊豆大島(アップダウン)中級

        伊豆大島一周・時計回り(アップダウン)中級     

神津島(アップダウン)入門

       新島(アップダウン)入門

       新島ヒルクライム(山岳)初級

       三宅島(アップダウン)初級

       三宅島・雄山ヒルクライム(山岳)中級

       八丈島(アップダウン)中級

       八丈島・八丈富士ヒルクライム(山岳)中級

御神火スカイライン(山岳)上級

        2016アジア&全日本選手権ロードコースコース(周回)入門

   三原山登山道路(山岳)中級

 

 

        

       

【山梨】

    

         

(上野原・大月エリア)

 

       

甲州街道(アップダウン)入門

        上野原~鶴峠~小菅村(アップダウン)中級

上野原丹波山線/復路(アップダウン)初級

R139(大月~小菅村)初級

       

         

(秋山渓谷エリア)

 

       

秋山街道(アップダウン)初級

    

 

  (道志・山中湖エリア)

       

       

道志みち(アップダウン)初級

 道坂峠(峠)中級

  山中湖(周回)入門

    富士パノラマライン(アップダウン)入門

  河口湖(周回)入門

    三国峠(山梨県側)(峠)初級 

 

       

       

 

【静岡】

    

          

        

(伊豆半島エリア)

 

 

         R135・湯河原~伊東(アップダウン)入門       

          十国峠~箱根峠/県道20号線 (アップダウン)入門       

         熱海峠(峠)超上級       

伊東~川奈~富戸(アップダウン)入門

       東伊豆(熱海~下田)(アップダウン)中級

       西伊豆(南伊豆~沼津)(アップダウン)上級

       伊豆半島1周(アップダウン)超上級

    亀石峠(峠)中級      

稲取・細野高原(山岳)超上級

戸田峠(峠)中級

西伊豆スカイライン(アップダウン)入門

舩原峠(土肥峠)初級

 西天城高原道路(アップダウン)初級

冷川峠(峠)初級

天城高原(山岳)中級

日本サイクルスポーツセンター(周回)入門

天城越え(峠)中級

国士峠(峠)初級

狩野川(平坦)入門

 真城峠(峠)上級

熱函道路(山岳)中級

仁科峠(峠)中級

風早峠(峠)中級 

      戸田峠(西伊豆側)(峠)上級      

伊豆山(山岳)中級       

 

 

 (沼津・三島エリア) 

 

    

千本松原(平坦)入門

 箱根峠(静岡県側)中級

      沼津~大瀬崎(平坦&アップダウン)入門 

          

                       

(御殿場エリア)

       

       

東名富士CC(激坂)超上級

   金太郎冨士見ライン(峠)初級

    三国峠(静岡県側)(峠)超上級

    富士あざみライン(山岳)最上級

     富士山スカイライン(山岳)最上級

     富士469号線(アップダウン)初級

 

 

           

       

【千葉】

 

       

      (千葉市内エリア)       

 

 

大綱街道(アップダウン)入門

東京湾一周(ロングライド・平坦)入門 

 

 

 

(銚子・九十九里浜エリア) 

 

    

銚子1周(平坦)入門

    九十九里浜ビーチライン(平坦)入門

 

 

    

                 (市原・茂原・養老渓谷エリア) 

 

  

千葉内陸部横断(千葉市内~一宮町)(アップダウン)入門

     清澄養老ライン(アップダウン)初級

   養老渓谷(周回・内回り)初級 

  養老渓谷(周回・外回り)初級

   大福山(山岳)初級

    勝浦・周回コース(周回)入門

麻線原高原(山岳)初級 

   天津小湊線(アップダウン)初級     

       

  

 

 (南房総エリア)

 

      

外房黒潮ライン(平坦)入門

   和田倉自転車道(平坦)入門

      房総フラワーライン(平坦)入門

       南房総グリーンライン(アップダウン)入門

           南房総1周ライド(平坦)入門        

        

                     

(内房エリア)

 

      

内房渚ライン(平坦)入門

保田線(アップダウン)初級

 410号線(アップダウン)初級

    88号線(白石峠)(アップダウン)初級

鹿野山(山岳)初級

   鹿野山(逆走)(山岳)中級

富津岬(周回)入門

      もみじロード(アップダウン)入門

         県道89号・鴨川富山線(アップダウン)入門       

           鹿野山・佐貫ルート(山岳)初級    

     愛宕山(山岳)初級   

房総スカイライン(アップダウン)初級 

      長侠街道(峠&平坦)入門  

      

 

 【埼玉】

 

           

 

(飯能エリア)

     

             名栗渓谷(アップダウン)初級       

山伏峠(峠)初級

正丸峠(峠)初級

天目指峠(峠)初級 

 

 

      

【茨木】

 

    

 

(筑波エリア)

 

     つくばりんりんロード(平坦)入門

 筑波山(山岳)中級

 霞ヶ浦(平坦)入門

 

 

      

      

【長野】

 

    

 

(佐久エリア)

 

軽井沢(周回)入門

大門街道(峠)初級