練習コース紹介

 

 

 

 

富士山スカイライン(周遊区間)

 (復路)

 

 

 

 (静岡県富士宮市~御殿場市)

 

  

 

 

 

 

富士宮市と御殿場市を結ぶ

富士山を横に縦断するルート。

 

 

 

コース難易度:上級

コースタイプ:山岳

距離(スタート地点まで):110(サガミスタート)

コース全長:約26.4

移動手段:自走

 

コース強度:7/10(高強度)

 アクセス:2/10(かなり悪い)

  楽しさ:6/10(まあまあ

   景色:5/10(普通)

   道幅:6/10(広め)

   路面:6/10(まあまあ)

  交通量:9/10(非常に少ない)

   信号:10/10(なし)

 走り易さ:8/10(とても走りやすい)

   人気:5/10(普通)

  知名度:5/10(普通)

マニアック度:3/10(低い)

    

  補給P:2/10(かなり少ない

  見所:5/10(普通)

 

 

 

 

 

 

・静岡県富士宮市から御殿場市を結ぶ、富士山1~2合面付近にかけてを横に縦断する登坂ルート。

 ピーク地点からは更に5合目(富士宮口登山道入口)に向けて更なる登坂ルートが起点しており、こちらは車両で行ける国道としては国内最高地点となっている。

 

 

 

 

 ・高低差千m、登坂距離14㎞とコーススペックはかなりのモノで、中盤から終盤にかけては9~10%の勾配が絶えず続くなど、登坂強度も上級レベルである。

 ルートは違うが、東京五輪ロードのコースにもなり、こちらで集団の速度が上がった際には

日本人選手が一時的に離されてしまうなど、トップクラスのレースにも対応できるスペックを怒っている。

 

 

 

 ・同じく富士宮市と御殿場市を結ぶ「国道465号線」と並走している為、両方を使うことで「周回」することが可能だが、465号線も強度の高いアップダウンコースである為、全て走破するとかなりの負荷である。まさに東京五輪ロードのコースそのまんまであるが、プロが如何にスゴイのかが改めて良く分かる。

 

 

 

 ・補給Pはかなり少ない。特にちゃんと食事出来るような場所などほぼ無い。場所が場所だけに(アクセス悪い&遠い)ハンガーノック対策は必須である。

 富士山と名は付くが、景観ははっきりいって「微妙」。絶景を見たければ、更に上の5合面まで行かなければならない。

 


 

 

練習コース紹介

 

 

 

 

幕張(海浜大通り&稲毛海浜公園)

 

 

 

 

 (千葉県千葉市)

 

  

 

 

 

 

海浜幕張ベイエリア

を走る平坦コース。

 

 

 

コース難易度:入門

コースタイプ:平坦

距離(スタート地点まで):77(サガミスタート)

コース全長:約6.8

移動手段:自走

 

コース強度:1/10(最低強度)

 アクセス:4/10(微妙)

  楽しさ:5/10(普通

   景色:5/10(普通)

   道幅:7/10(広い)

   路面:7/10(良い)

  交通量:3/10(多い)

   信号:5/10(普通)

 走り易さ:6/10(まあまあ)

   人気:7/10(高い)

  知名度:5/10(普通)

マニアック度:3/10(低い)

    

  補給P:5/10(普通

  見所:5/10(普通)

 

 

 

 

 

 

 ・千葉県千葉市美浜区・幕張エリア内を通る、東京湾沿いの平坦路(海浜大通り)。

多くのビル群が立ち並ぶこの一帯において随一の平坦コースであり、練習場所の限定されるシティレーサーからの人気も高く、別にサイクリングロードも整備されている。

 

 

 

 ・交通量は当然多いものの、道幅が広く、路面状態も良好。周回コースとして利用すれば10㎞以上ものボリュームがあり、「千葉シティトライアスロン大会」のコースとしても使用される。

 

 

 

 ・マリンスタジアムや幕張メッセ、稲毛海浜公園から商業施設や大型温浴施設までが揃い、補給に関しては問題は無く、ポタリングなどとしての利用も可能であるが、横浜市内からのアクセスは悪く(というか遠い)利用機会は中々無いコースである。

 

 

 

 ・他に繋がるコースは全く無く、「東京湾一周」や「九十九里浜」へ行く際に使用機会がある。景観は駅周辺はビルしかないが、地理的に東京湾の真ん中辺りに位置している為、稲毛海浜公園内からは、房総半島と東京&神奈川方面の景色を同時に見ることが出来る。


 

 

練習コース紹介

 

 

 

 

笹子峠(県道212号日影笹子線)

 

 

 

 

  

(山梨県大月市~甲府市

 

 

 

 

中央道や甲州街道の真上

通る峠道(旧道)

 

 

 

コース難易度:初級

コースタイプ:峠

距離(スタート地点まで):91(サガミスタート)

コース全長:12.5(内登坂区間5㎞)

移動手段:自走

 

コース強度:3/10(低強度)

 アクセス:2/10(非常に悪い)

  楽しさ:5/10(普通

   景色:4/10(微妙)

   道幅:4/10(狭め)

   路面:4/10(微妙)

  交通量:10/10(最高に少ない)

   信号:10/10(なし)

 走り易さ:6/10(まあまあ)

   人気:2/10(とても低い)

  知名度:3/10(低い)

マニアック度:7/10(高い)

    

  補給P:1/10(ほぼなし

  見所:2/10(非常に少ない)

 

 

 

 

 

 

 

 

・山梨県大月市と甲府市の境にある峠道。中央高速道と甲州街道(R20)の真上(笹子トンネル)の真上を通る、甲州街道の旧道にあたる道(県道212号日影笹子線)。

 今回紹介の大月市側からの登坂距離は約5㎞だが、起点地までも甲州街道をかなり登っており、標高は千mを越える。

 

 

 

 ・周囲を山岳地帯で囲まれ、これといって良いアクセスルートが存在しないことから、ここまで行くだけでも本当に一苦労である。道中からは多方面へ別コースが起点している為、ロングライドの最終到着点として設定するような使い方がベスト。

また、甲州街道の笹子トンネルは全長が3㎞以上もあり、これを嫌う甲府方面へと向かいたいサイクリストがこちらを利用するというケースもある。

 

 

 

 

・甲府側へと下り切ってしまうと、大月側へは甲州街道では笹子トンネルを通るしか帰る術が無くなる。それが嫌なら今度は大月側へと再び笹子峠を登り直さなければならない。というトラップがあるので注意。

 

 

 

 ・周辺にはこれという補給Pがほとんど全く見られない為ハンガーノックには要注意。

景観はコースのほとんどが森に囲まれている為、ほとんど「山」しか見ることは出来ない。

古い道なので路面は良くないが、破格とも言える交通量の少なさで走り易い。

 


 

練習コース紹介

 

 

 

 

県道525号線

 (上野原藤野線)

 

 

 

  

(神奈川県相模原市~山梨県上野原市

 

 

 

 

神奈川県相模湖側と山梨県上野原市

小菅方面とを結ぶアップダウンコース。

 

 

 

コース難易度:初級

コースタイプ:アップダウン

距離(スタート地点まで):43(サガミスタート)

コース全長:約17.5

移動手段:自走

 

コース強度:4/10(中低強度)

 アクセス:6/10(まあまあ)

  楽しさ:5/10(普通

   景色:5/10(普通)

   道幅:5/10(普通)

   路面:7/10(良い)

  交通量:8/10(とても少ない)

   信号:9/10(非常に少ない)

 走り易さ:8/10(とても走り易い)

   人気:2/10(非常に低い)

  知名度:2/10(非常に低い)

マニアック度:7/10(高い)

    

  補給P:2/10(かなり少ない

  見所:2/10(かなり少ない)

 

 

 

 

 

 

 ・神奈川県相模原市、相模湖の外れに位置する藤野町(現相模原市)から山梨県上野原市、県道18号上野原丹波山線合流地点までを繋ぐ山間のアップダウンコース。

 国道20号線を上野原方面まで行かなくとも近道出来るルートかと思いきや、逆に遠回りになってしまい、同じく合流する東京都桧原村までを繋ぐルート、県道33号線も普通にR20から向かった方が近い為、ほとんど使われることが無い人気&知名度共に低いコースであるが、激坂で知られる「和田峠(八王子市)」を相模湖側へと下る際に少しだけ通ることになる。

 

 

 

 

 ・上記の通り、ほとんど生活道路のような役割(もしくは途中にある上野原カントリー俱楽部に行く人の為の)しかない道の為印象が薄いが、アップダウンコースとしての強度は距離の割には高く、17キロものコースの中に20%近くの激坂が2つも入っているなどボリューミーである。

 路面や道幅も問題なく、何より交通量がかなり少ないのも魅力的。

 

 

 

 

 ・終点から都内側(甲武トンネル方面)も小菅村側(県道33号線)も補給Pはかなり薄く、コンビニなど無い。一応小さな商店などは点在しているが、極度に腹が減っている時にはあまり期待しないほうが良い。(ある程度は持参すべき)

 

 

 

 ・知名度は薄いものの、序盤区間からは美女谷峠や和田峠。終点からは都内や小菅村側&R20号方面といった非常に他方面へアクセスが可能なコースであり、実は結構使えるコースだったりする。

 


 

 

練習コース紹介

 

 

 

 

乙女峠(静岡県側)

 (国道138号線)

 

 

 

 (静岡県御殿場市~神奈川県箱根町)

 

  

 

 

 

 

御殿場と箱根を結ぶヒルクライム

ルート(R138)。

 

 

 

コース難易度:初級

コースタイプ:峠

距離(スタート地点まで):86(サガミスタート)

コース全長:約8.1

移動手段:自走

 

コース強度:4/10(中低強度)

 アクセス:3/10(悪い)

  楽しさ:5/10(普通

   景色:6/10(まあまあ)

   道幅:4/10(微妙)

   路面:4/10(微妙)

  交通量:7/10(多い)

   信号:9/10(非常に少ない)

 走り易さ:3/10(走りにくい)

   人気:3/10(低い)

  知名度:7/10(高い)

マニアック度:2/10(かなり低い)

    

  補給P:2/10(かなり少ない

  見所:4/10(少なめ)

 

 

 

 

 

 ・静岡県御殿場市から神奈川県箱根町を結ぶ峠道(国道138号線)。途中、全く同じ方向へ向けて別コース「長尾峠」が起点しており、どちらから行っても全く同じ場所へ着くといった珍しさをもつ。*長尾峠からは芦ノ湖スカイライン(自動車専用道)が起点している為そのためのルートだと思われる。)

 

 

 

 ・箱根側と比べると、総距離が短くなっており、高低差も御殿場自体の標高が高い為にグレードダウンし、トータルスペックは箱根側に比べると劣る。

 それだけならまだいいが、道幅や路面状態、交通量といった走行上かなり重要な部分においてもグレードダウンしてしまっており、その為か「不人気」である。(ほとんどが隣接する長尾峠の方を使う)

 

 

 

 ・長尾峠の方が圧倒的に優れている為に完全に影が薄くなっている印象だが、景観はそれなりに良かったりする。(ここからでしか見れない独自の景観がある)

 途中、少し気になるような箇所はいくつかあるものの、補給Pを含む、是非立ち寄りたいような場所はほとんど見られない。

 

 

 

 ・観光客が強羅や芦ノ湖といった箱根エリアから、御殿場アウトレットや御殿場駅方面へと足を延ばす際にバスでここを通るといったイメージが強い。(もしくはロングライドで箱根から御殿場エリアへと抜ける際に)

 下ることはあっても登ることはほとんどない。という典型的なコースである。


 

練習コース紹介

 

 

 

ヤビツ峠

  

     

 

     

(神奈川県秦野市)

 

 

 

人気は日本一!?超メジャー

ヒルクライムコース!

 

 

 

 

コース難易度中級

コースタイプ:

距離(スタート地点まで)30

 コース全長:12

アクセス:かなり良い

移動手段:自走

楽しさ:楽しい

景色:良い

道幅:前半:広め 中盤:普通 後半:やや狭め

路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通

交通量:少ない

信号:序盤の1か所のみ

人気:かなり高い

メジャー度:1010

マニアック度2/10

補給P:スタート地点&中間点&峠付近に補給Pあり。

見所:浅間神社、菜の花展望台など

 

・神奈川県秦野市にある最も有名なヒルクライムコース(県道70号秦野清川線)であり、その圧倒的な知名度は、わざわざ他県からタイムを計る為に遠征してくるものもいるほど。

 横浜市内からのアクセスは抜群で、R246からが最短だが(善波峠が邪魔するが) 海沿い(湘南ルート)からも遠くなるもののアタック可能と、様々なアプローチルートをもつ。

 

 

 

 ・変化に富んだコースレイアウトをもち、且つ補給Pの豊富さや景観の良さなど死角がないほどのコース充実度を誇り、流石は超メジャーコースといったところである。

 まだ住宅などが所々点在する前半区間、難所である直線急勾配区間を含む中盤、東丹沢独自の景観をもつ後半区間で構成され、飽きにくい。

 

 

 

 ・走り屋やバイカー、登山客などにも人気で、特に車系の漫画やゲーム(頭文字D、オーバーレブなど)にも多数登場。ロードスポーツ以外のジャンルでもかなりの知名度をもつ。

 後半区間に位置する展望台(菜の花展望台)は夜景スポットとして知られ、それ系の雑誌やネット情報などによく紹介されている。

 

 

 

 ・峠(ヤビツ峠761m)までの登坂タイムは、サイクリストのヒルクライム力を計る一つの目安と考えられており、「ヤビツ何分で登れる?」はベテランなら一度は言われたことのあるお決まりのセリフである。

 因みに裏側(裏ヤビツ)も表に負けじと幅広いファン層をもつ。

 


 

練習コース紹介

 

 

 

 

富士469号線

  

     

 

     

(静岡県御殿場市~富士宮市)

 

 

 

2020東京五輪後半戦のメイン

ステージとなった、富士山麓を

進むアップダウンコース!

 

 

 

 

コース難易度初級

コースタイプ:アップダウン

距離(スタート地点まで)92

 コース全長:23

アクセス:かなり悪い

移動手段:自走

楽しさ:楽しい

景色:良い

道幅:前半:狭め 中盤:広め 後半:広め

路面:前半:普通 中盤:普通 後半:普通

交通量:多い

信号:とても少ない

人気:まあまあ

メジャー度:6/10

マニアック度4/10

補給P:コース上に自販機&店あり

見所:

 

2020東京五輪ロードレースにおいて後半戦のメインステージとなった、富士山麓を御殿場から富士宮方面へと進む、20㎞以上に渡って続くアップダウンコース。(山梨県内まで続いている)

 序盤~前半は比較的平坦だが、中盤区間には長さ2㎞以上の長い登りがあるなど、流石はオリンピックのコースに選ばれるだけの強度をもつ。

 

 

 

 ・御殿場市と裾野市を結ぶ国道である為に、自販機やコンビニといった補給Pは豊富にあるが、その分大型車の通行も多く、交通量は高め。

 特に前半区間は道幅が狭い箇所も多く見られ走行には注意が必要。

 

 

 

 ・御殿場市内でもかなり外れの方に位置して、アクセスはかなり悪いが、東京五輪同様、コース終点地点からは、そのままヒルクライムコースである「富士スカイライン」に移行することが出来、国内最凶ヒルクライム「あざみライン」山中湖方面へと繋ぐ「篭坂峠」も比較的近いなど、他コースとの相性は良さげ。

 

 

 

 ・比較的わちゃわちゃしている前半区間に比べ、寂しい印象さえ受ける後半区間とのギャップが印象的なコースである。

 そして中間点の長い登りでは周囲は森に囲まれるなど、区間によって雰囲気がガラリと変わる。