熱心なファンは既にご存知かもしれませんが、先日フランスの一流ブランド「TIME」がこの時期としては珍しく、新型フレームを発表しました。その名も「Alpe d'Huez 01」。フランスの有名すぎる峠の名前がつけられていることから、もちろんヒルクライム向きの軽量モデルです(待てよ、どこかで聞いたことあるような・・・)。
フレーム重量はTIME史上最軽量となる840g。正直、もっと軽いフレームはたくさんありますし、TIMEも作ろうと思えばもっと軽くできたかもしれません。しかし、軽くすればするほど失うものもあるわけで、TIMEの独特な乗り心地だったり、下りでの抜群の安定感だったり、フレームの強度や耐久性だったり、TIMEがTIMEであるが所以とも言えるこだわりに対して妥協しない考えを感じさせられます。
こちらは50台限定のリミテッドカラーで、AKTIVフォーク仕様のみとなります。こちらのモデルは2月28日までの限定受注となり、先着順で締め切りです。
ノーマルカラーは全5色。AKTIVフォーク仕様が¥650,000+TAX、ノーマルフォーク仕様が¥590,000+TAX。それぞれ+¥50,000のアップチャージでカスタムカラーも選択できます。
下位グレードとして、カーボン素材のコストを抑えてフレーム重量が930gの「Alpe d'Huez 21」も同時発表されました。こちらのモデルのほうは剛性を落として乗り心地に配慮した味付けのようです。ノーマルフォーク仕様のみでカラーは全3色(アップチャージでカスタムカラーも可能)、価格は¥298,000+TAXと、TIMEフレームとしては格安です。
同郷のライバルブランドを意識しまくった新製品のような気もしますが、果たして・・・
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text■塚田