CKTという名のフレーム

 台湾ブランドと言えば世界的に有名なGIANTやMERIDAが浮かびますが、「CKT」というメーカーはあまり知られていないかもしれません。それもそのはず、CKTは主にヨーロッパ市場を中心に展開しており、国内の流通はまだあまりありません。レース活動にも積極的で、かつて別府選手も所属していたフランスのコンチネンタルチーム「LA POMME MARSEILLE」にも供給していました。現在でもベルギーやオランダのチームをサポートしています。

 CKTは1990年に当時台湾ナショナルチームのヘッドコーチを務めていたMr. Chiang氏が立ち上げたブランドです。レース現場での経験を生かしてフレームの素材や設計を研究し、大手メーカーのOEM生産なども手がたりして、カーボン素材を得意とする自転車総合メーカーへと成長しました。

 

 ご紹介するのはCKTのロードフレームのなかでミドルグレードに相当する「CKT-398SL」です。

 ケーブル類は全てフレームに内蔵されます。もちろんDi2にも完全対応です。ヘッドパーツは剛性を確保するために上下異径サイズ。

 BBはシェル幅の広いBB386規格。フレーム内部も綺麗に成型されています。フレームと同じカラーに塗られたエアロタイプの専用カーボンシートピラーが付属します。

 剛性と快適性とエアロ性能をうまくバランス良く盛り込んだオールラウンドモデルです。フレーム重量はカタログ値で920g。

 

 通常価格は24万円(税別)のところ、半額の¥120,000税別)だったら安いと思いませんか?

 

CKTホームページ

 

text■塚田