CARRERA2016年モデル

 TIME・ORBEA・CARRERA・Cinelliなどを取り扱うポディウムの2016年モデル展示会に行ってきました。

 中でも、レースにまじめなブランドとして知られる「CARRERA」は上位2機種に新型モデルを投入しており2016年度は大注目です。


 まずはこちら、トップグレードとして新登場のエアロロードフレーム「AR-01」。もはやトレンドともなりつつある、ステムとトップチューブを一体化したデザインで戦闘的な雰囲気をかもし出しています。独自のカーボン積層技術により、最高レベルの横剛性とねじれ剛性を達成した究極のレーシングバイクです。写真はダイレクトマウントブレーキ仕様ですが、ディスクブレーキ仕様も作られます。

 続いては、モデルチェンジした「ERAKLE AIR」です。おおまかな形状は前作の「ERAKLE TS」を受け継いではいますが、最上位グレードの「AR-01」と同等グレードのカーボン素材を使用し、剛性バランスを見直して1から設計し直されています。こちらもダイレクトマウントブレーキ仕様とディスクブレーキ仕様がそれぞれあります。

 創業175周年を迎えるスペインブランド「ORBEA」。プロコンチネンタルチームCOFIDISに供給され、再び注目を集めています。ラインアップに特に変更はありませんが、カラーバリエーションが増えました。

 フランスの「TIME」も特に大きな変更はなさそうです。話題の「AKTIV」フォークも健在です。セカンドグレードの「IZON」にディスクブレーキ仕様が登場します。

 トップモデルの「SKYLON」は前作の「ZXRS」よりも大幅に性能アップしているのですがイマイチ人気がでないのはなぜでしょうか。値段ですかね。でもやっぱり「いつかはTIME」乗りたいですね。

 


text■塚田