アルテグラ6800の展示用サンプルが入荷したので、デュラエース9000と比較してみました。
まずはクランク。アルテグラもデュラエースと同じ4本アームになりました。チェーンリングは互換性がありそうです。アルテグラのほうが数ミリほどクランクアームが細いようです。歯数のバリエーションは53-39、52-36、50-34、46-36の4種類です。
STIレバーも形がそっくりです。握ってみると若干アルテグラのほうが太いようです。ワイヤーの通し方はデュラエースと同じです。

アルテグラのほうがアームが長いような気がしますが、気のせいでしょうか。測ってみるとやはり、2ミリくらい長いです。
ディレーラーは材質以外の大きな違いは見られません。写真のリアディレーラーはショートゲージですが、アルテグラにはカセット11-32に対応するロングゲージも登場します。
<総括>
新型アルテグラはデュラエース9000の設計を受け継ぎつつ、コストパフォーマンスに優れた内容となっております。重量や質感などはDURA-ACEに及ばないのはもちろんですが、今後は「アルテグラで十分」という声を多く耳にすることとなるでしょう。「10分でアルデンテ」と似てますが意味はぜんぜんちがいます。
text■塚田
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