![リアディレーラーもバラしてみましょう](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=210x1024:format=jpg/path/s1652a3837ca364b7/image/i5c763b52e7f94a04/version/1365131652/image.jpg)
チェーン掃除を怠っているとスプロケばかりでなく、ディレーラーも汚れてきます。リアディレーラーのプーリーに「黒いネチョネチョ」がこびりついていませんか?老舗名店の「秘伝のタレ」のように創業以来チェーンオイルを継ぎ足し続けた結果の副産物がこれです。また、プーリーに紐状の物(草だったり、糸だったり、人毛だったり!)が巻きついていませんか?これらは回転の抵抗以外の何物でもありません。綺麗にするにはやはりバラしてしまいましょう。分解する前にちゃんと元通りに戻せるように心配な方は写真を撮っておくといいです。プーリーの分解は3mmのアーレンキー1本でできます。プーリーは樹脂製で物によってはベアリングが入っていたり防水シールがあったりするので、強力なパーツクリーナーは使えません。
プーリーをバラしたら、ウェスなどでふき取るだけでOKです。クリーナーを使う場合は樹脂やゴムを傷めないものをご使用ください。そしてベアリングタイプのプーリーでなければ(ブッシュタイプ)、回転部分に注油します。ディレーラー裏側のスプリングが入っている部分はふき取りにくいので綿棒などを使うといいでしょう。
ディレーラーを取り外した場合は組み付け時に変速調整をしなくてはいけないので、自信のない方はディレーラーをフレームから外さずにプーリーだけを取り外す方が簡単です。
text■塚田
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